公益社団法人東京都教職員互助会 三楽病院

部門

栄養科Nutrition

基本情報

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栄養ケア基本理念

  1. 患者さんが生き生きとした生活が送れるように、栄養問題である過栄養、低栄養状態の予防、改善を目的とした栄養ケアサービスを提供します。
  2. 栄養ケア計画、食生活計画にあたっては、患者さんのニーズに適応するとともに、ご自身の主体的な計画への参加と自己決定権を尊重いたします。
  3. 患者さんならびに御家族の方が納得できる栄養ケアサービスを提供します。更に栄養ケア記録を始めとする個人情報並びにプライバシーの保護については厳重に守れる体制作りをしています。

概要

患者さんの健康回復のための栄養の質と量をコントロールし、安全で心のこもった食事を提供します。

組織紹介

栄養科は診療部に属し、組織は栄養科部長(医師)、栄養科長(管理栄養士)、管理栄養士、栄養士、調理師、給食員等の“食”の専門スタッフで構成されています。

栄養科スタッフ 総数25名
診療部栄養科
栄養科部長(医師) 1名
科長補佐(管理栄養士) 1名
(糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、健康運動指導士)
主査栄養士(管理栄養士) 1名
(糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士)
主任栄養士(管理栄養士) 1名
(糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、栄養サポート専門療法士)
管理栄養士(常勤) 1名
(糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、栄養サポート専門療法士)
管理栄養士(常勤的非常勤) 3名
(糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、栄養サポート専門療法士)
主査調理師(常勤) 1名(専門調理師1名)
主任調理師(常勤) 2名(専門調理師2名)
調理師(常勤) 3名(専門調理師2名)
調理師(常勤的非常勤) 1名(専門調理師1名)
給食員(非常勤) 10名

業務内容

栄養科では医師の指示のもと、入院中の患者さんの病状に合わせた適切なお食事をお届けしています。お食事は栄養成分ならびに形態を考慮し、安全性や衛生面への配慮にも努めています。食事がなかなかとれない、食欲がないなどの患者さんについては、ベッドサイドに訪問して具体的な内容をご相談しながら、必要に応じた個人対応食などをお作りして、入院生活を少しでも日常生活に近づけて満足度の向上に繋がるように努力を続けております。回復期や慢性疾患など継続した食事療法が必要な方には、日常生活で実践できうる栄養相談を行っています。

食事サービスについて

食事の種類は、普通食 (常食、妊娠食、子供食)、軟食、分粥食、流動食のほか、特別治療食としてエネルギーコントロール食、蛋白コントロール食、脂質コントロール食、易消化食、嚥下食(むせ込みしやすい方に嚥下しやすさを考慮した食事)、アレルギーや食欲のない方に合わせた個別対応食等、多食類の食事を1日600食前後提供しています。

衛生管理について
東京都食品衛生自主管理認証制度

「東京都食品衛生自主管理認証制度」の認証を受けています。 栄養科では衛生専門チームを中心に、調理従事者の健康管 理、衛生教育をはじめ、厨房内の衛生管理の向上に努めております。

患者会について(みらく会)

みらく会は糖尿病患者さん(糖尿病患者の疑いのある方も含めて)とその家族と医療スタッフで構成されています。現在会員数は約120名で、生活習慣病クリニックの糖尿病専門医師の指導のもと多くの成果をあげています。糖尿病療養指導士である、看護師、管理栄養士などの医療スタッフがそれぞれの専門性を生かして、糖尿病患者さんの療養指導と糖尿病の正しい知識の普及啓発に努めています。栄養科は患者会の事務局として、活動をサポートしています。また、年間行事である講演会や新年会等の際にはバイキング料理を提供しています。

生活習慣病クリニックの糖尿病患者会

特定健診・特定保健指導について

「管理栄養士」は健康的な食事習慣の保持増進に対する栄養指導を行う国家資格です。 生活習慣改善において、食事習慣を見直すことは その第一歩となります。 保健指導においても豊富な専門知識を用いて、食事習慣面プログラムの中心を担います。

*特定保健指導専門の管理栄養士は人間ドック健診情報管理指導士の資格を取得しています。

※「特定健診・保健指導」制度では、保健指導プログラムを適切に企画・管理・評価できる人材が求められます。そこで創設されたのが「人間ドック健診情報管理指導士」、通称 人間ドックアドバイザーです。
医師・保健師・管理栄養士が研修を経て取得できます。