- 気管支喘息、肺気腫、肺炎、肺癌、気胸が主な病気です。
- 気管支喘息では吸入ステロイドを中心にした治療と、ピークフロー値測定を使用した自己管理の指導をしています。
- 肺気腫では抗コリン薬吸入と禁煙の徹底を行っています。
- 肺癌ではCT撮影で早期診断を目指し、手術を含めた治療に結び付けています。
- 気胸では保存的治療から手術まで行っています。
- 急性および慢性の呼吸不全に対して補助呼吸を行っています。
当科の外来診療担当表はこちらからご覧いただけます。
新患の診療は原則として火曜、水曜の午前、再来の診療は月曜、木曜の午後になります。他に第2土曜日の午前(予約のみ)、第4金曜の夜(午後5時から6時半)も診療しております。
喘息や肺気腫などについては、近年進歩してきた治療法を紹介し、自己管理が可能となるよう指導することにより、できるだけ通常の生活をしていただくことを目標にしています。
肺癌などの悪性疾患については大学病院、国立がんセンターとの緊密な関係を生かして診療にあたります。
終末期医療については当院では以前から高い認識をもって取り組んでおり、個人の人格を尊重しつつ人生の最終段階での御世話をしています。
- 気管支喘息
- 感染症対策
気管支喘息、肺気腫、肺炎、肺癌、気胸が主な病気です。
在宅医療
呼吸機能が悪くて酸素吸入が必要になる人には在宅酸素療法を提供しています。
さらに呼吸補助が必要な人には在宅人工呼吸、在宅補助呼吸もおこなえます。
予防
呼吸器の病気は治療と同じくらい、予防にも力を入れています。喫煙は肺癌、肺気腫だけでなく、様々な病気の原因になっておりますので、禁煙することは生活習慣病予防の大切な第一歩です。最近では喫煙できる場所も減り、禁煙を決意するにはよい社会状況になってきました。禁煙を手助けする方法として、ニコチンパッチを使用するニコチン置換療法を行っています。禁煙については、通常の診療のなかで処方できます。薬のみ自由診療(自費)です。ワクチン接種も感染症予防の重要で効果的な方法です。インフルエンザワクチンは高齢者のみでなく、すべての希望者に適正な価格で接種しています。肺炎球菌ワクチンは主に高齢者にお勧めしており、予約は不要で来院すれば受けられるようになっています。
終末医療
誰にでも訪れる最後のときをどのように迎えるかについて、患者さんご本人の希望を尊重します。癌の末期のような病気の最後だけでなく、高齢の方の最後についても、意思表示の可能な元気なうちに医療者と話し合っておくか、リビングウィルを作成しておくことをお勧めします。


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受診の際には貴院でのレントゲン写真を御持参いただけると助かります。また、疾患においては大学病院等高医専門施設に御紹介させていただくこともあります。