公益社団法人 東京都教職員互助会

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互助会とは

ご挨拶

 東京都教職員互助会は、大正8年、当時の東京府の協力を得て教職員の有志で組織され、教職員傷病者への見舞金、死亡者への弔慰金を給付する事業を行う任意団体として発足いたしました。その後、昭和6年に社団法人になり、同8年には、教職員のための職域病院として三楽病院を設立し、現在、会員11万人余を擁する団体となっています。

 当互助会は、「東京都の教育向上に資する」ため、教育に関する調査・研究等を実施すること、公教育を支える教職員の福利厚生に寄与することを設立の目的としております。この目的を達成するため、教職員の健康管理の支援、三楽病院の経営による医療サービスの提供、教育振興に関する事業、教職員の生涯生活設計の支援等に取り組んでおります。

 教職員の健康管理支援に関しては、発足以来、「教職員ノ健康ガ、生徒児童ノ教育ニ及ボス影響ノ大ナルコトヲ」踏まえ、全国に先駆けて病院建設に取り組んだ病院設立当初の理念が、依然生き続けています。特に、東京都教育委員会との連携による教職員総合健康センターは、今日、都内公立学校教職員の健康管理の拠点として、身体の健康管理のみならず、教職員のメンタル面でのサポートにも大きな役割を果たしています。

 一方、昭和63年に三楽病院が保険医療機関に指定されて以降、教職員だけではなく、広く地域の一般患者さんの受け入れを行い、地域連携型の医療機関としても定着しつつあります。今後、地元の自治体や医師会の皆様等、地域の多様な医療関係者と、より一層幅広く連携を進めることが必要と考えています。

 また、平成16年からは、教育振興の一環として「ふれあい感謝状21」の事業を実施しています。この事業は、学校や地域において、部活動・クラブ活動・体験活動・社会貢献活動などの分野で優良な成績を残したグループや個人を対象に、今後のますますの奨励を願い、感謝状の贈呈を行うもので、毎年、都内各地から数多くの応募をいただいています。

 生涯生活設計支援に関しては、医療互助制度、積立年金制度等の事業を適切に運営するなど、教職員が安心して職務遂行できる環境の整備も行っています。引き続き、教職員の皆さんのニーズに的確に応えられるよう、事業の改良改善を進めてまいります。

 以上のように、当互助会は、さまざまな面において東京都と連携を図り、「東京都の教育向上」という公益の実現に取り組んでいます。今後とも、当会の事業について皆様のご支援、ご協力をいただきながら、公益法人としての役割を果たしていきたいと考えています。

公益社団法人東京都教職員互助会
理事長

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