公益社団法人 東京都教職員互助会

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教育研究グループ支援(研究成果報告)

玉堤研究会


代表者 藤本 仁(フジモト ヒトシ)
学校名 世田谷区立玉堤小学校

研究テーマ

研究期間:平成22年4月から 平成23年3月まで

研究結果の概要

研究主題を【共に生き、ひびきあう子ども ~国語科の「話すこと・聞くこと」の領域を通して~】設定し、1年間研究に取り組んできた。子ども同士かかわり合いながら学ぶ中で、相手に分かりやすく表現したり、相手の考えや思いに共感し、理解して話を聞いたりできる子どもに育つことを目指した。

各学年での研究授業を通して、討論会のもち方や参観者(アドバイザー)の役割、学習カードの活用の仕方等を学びあうことができた。また、日々の授業の中に、小集団での学びあいや全体での深め合いの場を設定し、「話すこと・聞くこと」を多様に経験することの大切さを学んだ。今後は、国語科だけでなく他教科・領域の年間指導計画に「話すこと・聞くこと」を位置づける必要性があることも分かった。

23年度から、新学習指導要領の全面実施とともに、「ことばの力の育成」を強く求められている「世田谷区教育要領」が実施される。各教科において「話し合って考える活動」が重視されている。今後も今年度の成果と課題を踏まえて、さらに研究を深め充実させていきたいと思う。

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