公益社団法人 東京都教職員互助会

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教育研究グループ支援(研究成果報告)

公立小学校教育法規研究会

代表者 岡本 由美
学校名 新宿区立愛日小学校

研究テーマ

研究期間:平成23年4月1日 から 平成24年3月31日まで

研究結果の概要

  1. 月例会を年11回開催し、研究テーマに沿って例題30問について、各自がレポートを作成し研究を深めた。(4月23日、5月14日、6月11日、7月30日、9月3日、10月22日、11月19日、12月10日、1月14日、2月18日、3月24日)土曜日 17時~19時まで実施。
    研究の成果を冊子にまとめ、関係者に配布した。(3月)
  2. 今年度は、現在、学校が求められている経営の透明性、教員の資質向上、誠実な保護者対応、地域社会との連携において生ずる課題について、法規を知ることにより、よりよい課題解決の方法を見出せることを明らかにすることができた。 また、法の網は、外面は規制できるが、内面までは裁けないところに様々な問題が生じている。公務員としての規範意識を高める上で、本研究会の成果が大きく寄与することができると考える。今後、多くの教職員に研究の成果を広め、都の教育に貢献していきたいと考える。
  3. 学校経営の立場から法に基づき、校内規程・ルール・マニュアル・学校倫理・社会貢献の遵守による学校文化や校風を改善することについて、研究を行ってきた。各校との情報交換により、地域差や特色を紹介し合い、学校経営のノウハウについて、また、人的な環境整備について研修することができた。
  4. 学校事務職員の教育支援や学校経営への参画については、24年度にモデル校になった学校からの情報を集め、次年度に研究をしていきたいと考えている。学校事務職員が法規についての専門性を生かした「情報管理」や「安全管理」の分野で、力を発揮し、教員のコーディネーター的な役割を担っていくことができれば、学校の組織的な経営に大きな成果を残すことができると考える。
【その他】

1年間のまとめとして冊子を制作している。前回までの冊子も要望により、提供することができる。

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