教育研究グループ支援(研究成果報告)
練馬区小中学校特別支援学級 知的障害学級部 小学校研究会
代表者 宮内聡朗
学校名 旭丘小学校・大泉小学校・練馬東小学校
光が丘春の風小学校(宮内聡朗・大泉)
研究テーマ
- 豊かな生活をめざす ~生活単元を通して~
研究期間:平成24年4月1日 から 平成25年3月31日まで
研究結果の概要
研究の内容については、以下の内容で研究をすすめていった。
- 生活単元学習について、その成り立ちや目的、大切にすべきことなどについての理解を深める。
- 各校で行われている生活単元学習の実践について情報交換を行う。
- 「ものづくり(のれんづくり)」について、各工程のねらいや指導法について学び合う。
研究方法については、
- 各校の生活単元の取り組みについての報告と検討
- 講師 鷺坂信孝先生を招いての「生活単元を学ぶ」の講演
を、実践し、多くの成果を得た。
成果
生活単元学習にテーマを絞ったことで、深めることができた。各校の生活単元の取り組みを知ったことで、活動のねらいや自校で直ぐに使える教材、身近な素材を使った活動など、大いに参考になった。
- もの作りを通して、「作って、使う」ことで、子ども達も、興味・関心を深くもって作ることができた。
- 講演会では、昔の取り組みについて知ることができた。現在の子ども達の実態や課題と照らし合わせてみても、実際の場、実際に近い状況を設定しながら練習(体験)させること大切さを実感した。生活単元学習の成り立ちについても理解が深まった。
- 各校のもの作りの工程や手順などアプローチの方法が異なっていても、ねらいや目的、身につけさせたい力の根本は、それほど大きな差がないこと・そこを外さなければ、多少の違いも認めあえる場であることを再認識した。