公益社団法人 東京都教職員互助会

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お知らせ

ふれあい感謝状21受賞者 活動報告

第12回ふれあい感謝状21

大田区立東調布第三小学校 主任教諭 髙橋保則

1950年に小学校音楽専任教師になって以来、授業力の向上と音楽性の深化、社会貢献を目指して、様々な社会貢献活動を行ってきました。特に、大田区政50周年記念授業では、大田区長より任命していただき、1年間の活動を行いました。

音楽教師である立場から青少年ミュージカルの制作を提案して、公募で集まった200人を超す小学生から青年でオリジナルミュージカル「ポジラ~未来への一粒~」上演して、成功を収めることができました。この活動をきっかけに、大田区の歴史を知り、区の良さや素晴らしいところに改めて気付き、地域に貢献したいと強く思うようになり、音楽で街づくりを目指した合唱団を組織して活動を展開してきました。

そのような中で、区より、毎年8月15日に行われている大田区平和都市宣言「花火の祭典」で、平和都市宣言の歌「平和ってなあに」の合唱を東調布第三小学校合唱団に依頼がきました。

活動報告2万人を超える観客が集まる区最大の行事です。未来を担う子ども達に平和の大切さを、合唱活動を通して感じとらせ、その心を集まった観客に伝える大切な活動として13年間続けてきました。これをきっかけに、地域の行事への参加依頼が増えました。

活動報告地域の夏祭りなどでは、回を重ねる毎に観客の聴くマナーが向上し、「毎年楽しみにしています。」声をかけていただけるようになり、子ども達の歌声も伸びて「歌声が響く学校」の目標も合唱団が核となり達成できるようになり、本校の特色ある活動に位置づけられました。

また、卒業生やPTA合唱の経験者を中心に組織している合唱団も、様々な社会活動を行い、特に東日本大震災支援活動では、大田区の東松島市支援サテライト広場や気仙沼市の仮設住宅での「元気が出るコンサート」を行い、音楽の力で心の支援活動を行い、感謝の涙や手紙をたくさんいただきました。音楽活動を通した社会貢献活動が様々に充実して行えるようになっています。今回の受賞を今後の活動の糧にしたいと思っています。

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