公益社団法人 東京都教職員互助会

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お知らせ

ふれあい感謝状21受賞者 活動報告

第12回ふれあい感謝状21

部活復活

調布市第八中 東かよ

調布市立第八中学校女子バスケットボール部は、5年前に部活動が復活した。その時、外部コーチの依頼を受け、引き受けた。

活動報告当初、全校生徒数が120人余りで、1年生5名が入部し、その5名で都大会出場を果たすことができた。

小規模校であることもあり、平日の放課後の体育館使用も、ハーフコートではあるが、3日確保が出来た。しかしながら朝の練習や土日の練習においては、簡単に出来る環境にはない状況であった。そんな中、徐々に顧問の先生や学校の理解を得て、都大会に出場出来る練習量と環境が改善されて行った。

活動報告2年目には4名、3年目には10名の部員が入部してきたものの、4年目には新入部員が0を経験することになる。

下級生がいない状態での部活動では、生徒達の先輩意識が育つわけもなく、同じ学年だけでの馴れあいの時期が続くものの、「強くなりたい」という気持ちから少しずつではあるが精神的にも成長してきた。

活動報告5年目の今年度、1年飛ばしの下級生が入り、やっと先輩を経験し自覚が芽生える。この先輩としての自覚が、学校生活にも生かされ、大きく評価されていく。

昨年夏の最後の大会では、「自分達の為だけではなく、誰かの為に戦う」を胸に、9ブロックで優勝し、都大会ベスト16入りを果たした。

その3年生が引退し、現在再び1年生11名のみの部活となり、初心者も多く、甘えが多い。

先輩のいない学年を、精神的にも肉体的にも強くするにはどうしたらいいか、課題は山積である。

また同学年内にも色々な意識の生徒がいて、それをまとめていくための新たな問題にも直面しているが、今生徒達にやってあげられること、伝えたいことを明確にし、それを行動に移し、生徒と共に成長していくことを望んでいる。

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