ふれあい感謝状21受賞者　活動報告

荒川工業高校ラグビー部10年間の奉仕活動報告

荒川工業高校　ラグビー部

私たち荒川工業高校ラグビー部は平成18年から10年間に渡り、交通安全週間（春・秋2回）に歩行者への呼びかけや、夏休みの地域清掃を行ってきました。
代々の先輩達からラグビーの技術だけでなく、奉仕活動の精神を受け継ぎ、地域のために役に立つことを教わってきました。この活動がラグビー部の伝統になるように部員全員が誇りを持って奉仕活動に取り組んでいます。
私たちの活動を通じて他の生徒達の交通マナーも良くなり、地域での荒川工業高校の評判も少しずつ良くなりました。自分たちの活動がラグビー部内だけでなく、学校全体に良い影響を与えるという気持ちで頑張っています。これからも地域の住民の方々と協力しながら奉仕活動に励み、ラグビー部の良い伝統として後輩達に受け継いで行きます。

今年度は第1回目の活動を5月12日に行いました。春晴れの朝7時に学校に集合しました。今回は3年生が修学旅行中であったので、野球部に応援をお願いし、ラグビー19名・野球17名・教員4名の総勢40名が活動に参加しました。
暖かで過ごしやすい気候の中、国道4号線南千住警察署入口付近で道行く人に挨拶しながら、車のシートベルトの着用や、自転車の2人乗りなどに関して注意を呼びかけました。

秋の交通安全週間にあわせて9月18日にも、ラグビー部員全員で奉仕活動を行いました。3年生も加わり、生徒28名、教員3名で前回と同じく国道4号線沿いで道行く人に声をかけ、安全運転を呼びかけました。
あいにくの雨でしたが、大きな声で元気よく活動をすることができました。前回と同じくプラカードやビラを配りながら自転車の傘さし運転やながら運転に対する注意を呼びかけました。挨拶に答えてくださる地域の方もいて、とても充実感を得ることができました。

ラグビー部の交通安全の呼びかけによって、本校の他の生徒達の自転車乗車マナーも向上し、荒川工業全体の意識が高まったと思います。また、これらの活動は地域の人たちからも評価され、荒川工業の周辺住民からの信頼も年々高まっています。これから先もラグビー部の良い伝統として続けていきたいです。