公益社団法人 東京都教職員互助会

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お知らせ

ふれあい感謝状21受賞者 活動報告

第14回ふれあい感謝状21

「夢は叶う」  葛飾区立大道中学校 相撲部 外部指導員 佐久間 幸一

活動報告昭和62年、白鳥西町会会長の市川さんが「町内の子供達の健全育成、礼儀作法などを教えるのに、相撲が一番良い」との鶴の一声で、昭和63年、白鳥公園の町会役員手作りの土俵が出来ました。半年後、屋根が完成し、防犯部長で学生相撲の経験のある私が指導者として、白鳥相撲教室が誕生しました。最初は、近所3~4人の子供達と稽古を始めましたが、青年会議所の主催するわんぱく相撲が年々熱を帯びてきて、白鳥相撲教室の人数も増えてきました。平成3年4月より、大同中PTA副会長として学校に関わりを持つようになり、子供達が、中学・高校でも相撲が続けられる様にと要望が大きくなり、平成4年4月より校長先生にお願いして、相撲部を作りました。

活動報告平成5年、関東中学校大会で団体初優勝、全国大会に初出場しました。平成7年、中西選手(大同関)を中心に、全国大会、団体、個人ともベスト8に残り全国大会優勝への希望が見えてきました。それから十年余り、準々決勝で破れ悔し涙を流しました。

活動報告その後、強豪中学に出稽古に行ったり、私の母校である専修大学松戸高校相撲部の夏休みの合宿に参加し、体力をつけ精神面を鍛え、子供達が成長した手応えを感じました。この頃は、やんちゃで手をやかせる子が多く心配が絶えませんでしたが、稽古には休まず通って来てくれたのが救いでした。平成19年8月、関東中学で団体優勝し、青森県十和田市で開催された全国大会で初優勝を叶え、熱き涙をOBや子供達と一緒に流し、10月の大道中学校創立60周年に花を添える事が出来ました。

活動報告平成24年12月、堺市で開催された白鵬杯に団体、個人とも優勝。平成25年8月、関東中学団体優勝、全国大会3位入賞、その後も毎年の様に全国大会に出場はしますがベスト16止まりです。

現在、相撲部OBには、大道(引退)-小野川親方、明月院-千代大大龍、岩崎(兄)-英乃海、安彦-剣翔、岩崎(弟)翔猿の関取を出し、専大の監督、各地の高校相撲部の監督として5人が活躍しています。この様に、大いなる道を歩む事が出来たのは、歴代の校長先生、教職員、地域の皆様、白鳥相撲教室の父母、OBなどの多くの方々の理解と協力と支えがなければ、出来なかった事と感謝申し上げます。

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