公益社団法人東京都教職員互助会 三楽病院

お知らせ

【先進医療】内視鏡的大腸粘膜下層剥離術(ESD)のお知らせ

当院は、厚生労働省から平成23年9月1日付けで、先進医療である内視鏡的大腸粘膜下層剥離術を実施する医療機関としての承認を受けました。

先進医療とは

先進医療制度は、保険適応外の新規治療技術に対して、保険診療との併用を認めることで、患者様の自己負担額を軽減するための制度です。一定の技術的・施設的な要件を満たした医療機関からの申請に基づき、厚生労働省が認可を行います。医療行為のうち先進医療該当分の費用は患者様の全額負担となりますが、その他の検査・投薬・入院費等は保険診療の対象となります。

内視鏡的大腸粘膜下層剥離術とは
適応
早期大腸癌  内視鏡的粘膜切除術では一括切除が困難な2cm以上の病変であって、拡大内視鏡診断または超音波内視鏡診断による十分な術前評価の結果、根治性が期待できるものに限ります。
腺腫  内視鏡的粘膜切除術を実施した際の挙上が不良なもの又は内視鏡的粘膜切除術を実施した後に遺残若しくは再発したものであって、内視鏡的粘膜切除術では切除が困難な1cm以上の病変のものに限ります。
概要
 病変部の粘膜下層に局所注入液を注入し、病変を挙上させ周囲の粘膜切開剥離を行います。
 その後、粘膜下層を確認しながら高周波ナイフを用いて病変の周囲を剥離し病変の一括切除を行います。
効果
 内視鏡的粘膜切除術と違い一括切除できる病変の大きさに制限がなく、一括切除することによって病理診断も正確に行えます。また、内視鏡的粘膜切除術後の遺残・再発病変や局所注入にて病変の挙上が困難な病変など、内視鏡的粘膜切除術が実施困難な症例にも対応できます。
 そのため、今まで外科手術が必要となるような病変も内視鏡のみで治癒切除可能となります。外科手術と比較すると、肉体的・精神的にも患者様への侵襲が小さく、入院日数も短くてすみます。
 また、腸管が温存され機能的にも優れています。
費用について

内視鏡的大腸粘膜下層剥離術に係る費用 157,500円(税込み)
※高額療養費の支給対象にはなりません。

この他に、健康保険が適用となる検査・投薬・入院費等の料金がかかります。
※費用については医事課入退院窓口へお問合せください。


  • 医療は患者と医療側、相互の信頼がないと成り立ちません。医療側は患者に最大限の診療情報を提供し、患者はその情報を基に理解し、同意し、選択することで治療に参加することが必要です。そのためには医療側の情報の共有と意思の疎通が不可欠です。これらが適切に保たれていることこそ医療本来の姿であると考え、当院もそれを追求しています。 「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」は孟子の詞です。それぞれが重要ですが、その中でも人の和が特に大切であります。 程よい緊張感を保ち、情報の共有と人の和を高めながら良質な医療を目指して共に働く医師、医療従事者を心より歓迎したいと思います。是非、三楽病院へおいでください。

  • 三楽病院は1933年、東京都の教職員とその家族を対象として設立されました。1988年からは一般の患者様にも開放している 総合病院 です。