第21回ふれあい感謝状21 受賞のご報告
【共催】公益財団法人 日本教育公務員弘済会東京支部
【後援】東京都教育委員会
東京都教職員互助会では、教職員の福利厚生への寄与とともに、東京都の教育向上に資することを目的とした諸活動をしており、「ふれあい感謝状21」事業はその一つです。
次代を担う子どもたちの育成には、学校のみならず地域等での様々な活動を通じたふれあいや学びが重要であります。この感謝状事業は、そうした幅広い育成の場で、日々努力され、成果をあげられている教職員及び関係者の皆様に対しまして、その功績をたたえ、感謝の意を表することにより、更なる活動推進の一助となればとの願いで平成16年度に開始しました。
この事業は今回で21回目を迎えましたが、今年度の申請件数はグループ22件、個人1名、合計23件の応募をいただきました。
その中から厳正な選考の結果、グループ17件のうち1件が特別賞、16件が優秀賞の受賞となりました。
なお、令和7年1月10日(金)に贈呈式および交流会を執り行いました。
阿川選考委員長(互助会)
矢野選考委員(都教委)
小嶋副選考委員長(弘済会)
阿川選考委員長(互助会)と受賞者《特別賞》
第21回ふれあい感謝状21 受賞者一覧
グループ | |
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部活動・クラブ活動部門(5グループ) | |
《特別賞》都立青鳥特別支援学校 ベースボール部(硬式野球) |
知的障害特別支援学校生徒の「硬式野球をやりたい」との思いを受けてベースボール部が発足され、令和6年度に全国で初めて特別支援学校単独のチームとして、夏の高校野球西東京大会に出場。初戦0対66でコールド負けを喫したが、部員達の挑戦する姿が新聞など多くのメディアに注目された。 |
台東区立富士小学校 吹奏楽部 | 子供の豊かな心を育むことを目指して音楽活動を行い、コンクールでの好成績ばかりでなく、児童同士そして教師との温かな関わりの中で様々な生きる力を身に付けている。 |
上二中ボランティア部 板橋区立上板橋第二中学校 |
他の運動部と兼部しながら在校生の約1/3の生徒がボランティア部に登録し、NPOが主催する子ども食堂、町会のお祭り、高齢者施設の行事に参加して、誇りを持って活動している。 |
都立千早高等学校 演劇部 | 決まった台本はない、部員達のアイディアによる「集団創作」という手法で芝居を演じ、3年連続で全国高等学校総合文化祭に出場を果たし、その作風は審査員から高く評価された。 |
都立東高等学校 アーチェリー部 | 高校に入学してからアーチェリー競技に取り組む生徒が大半を占めるが、令和3年度に部昇格した以降4年連続で全国選抜大会に出場するなどの成果を上げている。 |
体験活動・社会貢献活動部門(12グループ) | |
大江戸原町太鼓 目黒区立原町小学校 |
区内の学校唯一の和太鼓部として、地元神社の宮入太鼓や地域の行事に参加し、地域と学校の活性化に成果を上げ、更には諸外国との文化交流にも積極的である。 |
荒川区立第六日暮里小学校 おやじの会 |
小規模校であるため各種行事が教職員の大きな負担になっている状況の中、おやじの会が先生方をサポートし行事を盛り上げ、児童の安心安全の構築と健全育成に貢献している。 |
花を育て隊 足立区立千寿桜小学校 |
区が展開するまちづくりの一環として、開かれた学校づくり協議会が「花を育て隊」を発足させて、保護者、児童、教職員が協力して千住桜木公園の花壇整備を行っている。 |
第三小学校地区放課後子ども教室(第三地区スポーツクラブ) 八王子市立第三小学校 |
地域のスポーツクラブが中心となって放課後子ども教室を運営し、子どもたちの居場所づくりに貢献しており、新たに”朝の”放課後子ども教室「朝ViVa」を開始し、その活動を広げている。 |
ナラミースタッフ 小平市立小平第四小学校 |
玉川上水の歴史的価値や自然の素晴らしさを市民や子どもたちに伝え、玉川上水を教育資源として活用するための社会貢献活動を行っている。 |
チームかめの子 ~福生六小CS委員会~ 福生市立福生第六小学校 | 通学路の環境美化、学校図書館の整備、登下校の見守り等の三つの取組みを地域とともにCS委員会が中心となって行い、「かめの子」は地域融和のシンボルにもなっている。 |
Qカフェ・Qプロ(東大和九小コミュニティースクール) 東大和市立第九小学校 |
Qカフェ、Qプロと呼ばれる学校応援団が両輪となって、学校や地域での情報や課題を共有し、立案された解決策を地域ぐるみで協働して解決し、チーム学校づくりの一翼を担っている。 |
十小ファーマー 清瀬市立清瀬第十小学校 |
教職員、児童、保護者、地域住民らが集まり、コロナ禍により体験活動が制限され荒れ地と化した学校の畑を再生して、今では学校と地域をつなぐ憩いの場となっている。 |
堀切大凧揚げ大会実行委員会 葛飾区立堀切中学校 |
これまでも地域行事の堀切大凧揚げ大会に教育活動を通した連携をしているが、伝統文化の学習に加えて生徒がボランティア参加することで地域への主体的な関りを高めた。 |
林をつくるコミュニティ 八王子市立浅川中学校 |
林をつくるコミュニティによる保全活動から学校林を活かした地域と連携する環境教育まで都内唯一の学校林である「栗山」の学習は、生徒たちに愛校心として受け継がれている。 |
八王子市立いずみの森義務教育学校 いずみの森協働本部 |
地域から発掘された人材やコーディネーターが招へいした大学生等が、1年生から9年生の児童生徒1340名に対して、安全・安心な学校生活を送るための支援を行っている。 |
Blue Sky Market 都立白鷺特別支援学校 |
一校一区の学校という特色を生かして地域と連携し、知的障害を持つ生徒が地域での豊かな暮らしを目指して、青空の下、駅前広場で定期的に自主制作製品の販売会を行っている。 |