教育研究グループ支援(研究成果報告)
町田市立金井中学校
研究テーマ
- 教科指導におけるICTの活用
研究期間:平成27年4月1日 から 平成28年3月25日 まで
研究結果の概要
1. ねらい
教科指導におけるICTの活用は、学習内容を分かりやすく説明したり、子どもたちの学習への興味関心を高めたりすることに有効と考える。本研究では、次のような「学力の3要素」の向上を目指し、ICTを活用した授業の工夫と改善に取り組むものである。
- 基礎的・基本的な知識・技能の習得
- これらを活用して課題を解決するための思考力・判断力・表現力等
- 主体的に学習に取り組む態度
2. 活動内容
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実態調査(教員のICT活用状況についてのアンケート等)
本校で授業を担当する教員21人について、タブレットやパソコンをこれまで、授業でどのくらいの頻度で使用しているか4月に調査を行った。 - ICT機器の活用についての研修会
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公開授業・授業研究
授業の公開は2種類のやり方で実施した。一つのやり方は、日常の授業の中で、ICT機器をどのような場面でどれくらいの時間どんな使い方をするか、を記入したチラシを作り保護者に配付して公開授業を行う。もう一つは、時間を設定し、お互いに参観し合い協議も行う研修会形式で行った。 -
課題分析と実践
学習内容以前の機器の環境を整えることが大切なので、タブレットやパソコン以外の物品の環境整備を行った。
3. 成果
- 公開を多くすることで、他の教員に対し「ICT活用」という刺激を与えることができた。
4. 課題
- ICTを全く使用しない教員数を減らすこと。