公益社団法人 東京都教職員互助会

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教育研究グループ支援(研究成果報告)

豊島区立清和小学校

研究テーマ

研究期間:令和4年4月1日から令和5年3月31日まで

研究結果の概要

これまでの研究会の伝統を継承し、また、予測困難な時代の中で育むべき資質・能力に対応した内容を共に考える研究会を運営した。
現在、学力向上、いじめ、不登校、ICTの有効活用、SDGsの取組、外国語科の推進、道徳授業の充実、特別支援教育の推進、一人一人の教育のニーズの把握と支援等、教育課題は多岐に渡っている。2021年11月に公表された中教審「『令和の日本型学校教育』を担う新たな教師の学びの姿の実現に向けて(審議まとめ)では、これからの教育を担う教師像として「学び続ける教師」、「一人一人の教師が安心して学びに打ち込める環境の構築」を図る学校管理職のマネジメント能力向上が掲げられている。授業づくりは、教師の「創造的で魅力ある仕事」として醍醐味の一つである。授業づくりを通して、児童・生徒の成長を喜びとして、常に向上していく意識をもつことが、教師の生きがいにつながる。
今年1月(令和4年)に文部科学省が公表した「『教師不足』に関する実態調査」結果は、国による初めての調査として注目された。「教師不足」という大問題の改善・解消に向けて、「行政の仕事」で終わらせず、学校現場も「自分事」として捉えていくことが重要である。教師が魅力ある仕事になるようにするためには、ワーク・ライフバランスの充実と安全・健康に働ける職場づくりが重要である。
令和4年度は、11回のオンライン例会を通し、授業研究・講演会を計画し、
様々な工夫をしながら研究を深めてきた。オンラインでの研究会も軌道に乗り、会員同士の対話は、会を重ねるごとに深い学びとなった。また、例年より、教科や領域の幅を広げ、会員が多面的に学べる場を設定した。私たち教育に携わる会員が、授業づくりを通して「学び続ける」を基本に、「主体的に学ぶ児童・生徒の育成を目指して」を主題に、研究会を開催した。

その他特記事項

4月より毎月1回、研究会をオンラインで開催しました。
今年度は、全12回の開催でした。

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