教育研究グループ支援(研究成果報告)
東京都立城東特別支援学校
研究テーマ
- 児童・生徒の主体的な活動を引き出すICTの活用
研究期間:令和4年5月1日から令和5年3月31日まで
研究結果の概要
1 研究の目的(期待する成果)
- 教職員がICTに親しみながら個々の活用能力の向上を図る。
- 授業実践・教材の蓄積
児童・生徒の「できた」を増やす実践・教材の開発、児童・生徒の主体的な表現を増やす実践・教材の開発 - GIGAスクール端末(iPad)の個の実態に応じた効果的な活用について深める
2 研究の進め方
- 外部専門員やICT支援員による研修の実施
研修テーマ
知的障害のある児童・生徒のICT活用の具体的事例
GIGAスクール端末(iPad)の操作方法、アプリの紹介、使い方
統合型学習支援サービスの活用方法 - 各授業実践、学年単位のミニ研究会
6月~1月に各学年1~2回設定、外部専門員と連携した授業づくり - ICTを活用した教材の蓄積、実践事例の整理
・教材の蓄積、共有(Teamsの活用)
・授業実践(年度内に一人2回以上) - ICT活用に関するアンケートの実施(教員対象)
3 成果と課題
ICT機器の授業での活用頻度は高くなったが、パワーポイント等で作成した教材や映像を見せる場面が多く、児童・生徒の主体性を引き出し、操作する場面を増やしていく必要がある。そのためには、ICT活用に関する教員個々のさらなるスキルアップや実践事例の共有・蓄積が必要である。