教育研究グループ支援(研究成果報告)
足立区立亀田小学校
研究テーマ
- 主体的・対話的で深い学び」を実現し、確かな学力の定着を図る指導の在り方
~足立スタンダードを確立し、9年間の学習の連続性を高める~
研究期間:令和4年4月1日から令和5年3月31日まで
研究結果の概要
1 目指す子どもの姿(中学校卒業時における生徒の姿)
- 主体的に考え、表現する児童・生徒
- 人間関係を構築する力のある児童・生徒
- 発達段階に応じた基礎体力をもつ児童・生徒
2 小中連携の研究主題
主体的・対話的で深い学び」を実現し、確かな学力の定着を図る指導の在り方
~足立スタンダードを確立し、9年間の学習の連続性を高める~
3 研究主題に基づく共通実践事項
教科を中心とした9部会を設定し、第九中学校、梅島小学校、梅島第二小学校、亀田小学校の教員がそれぞれの部会で授業改善・充実に向けた研究協議・研究授業を行い、授業力の向上を図る。また、各部会における研究内容について、全体会で共有化し、小中連携教育を充実させる。
4 研究主題に基づく共通実践を通して得られる具体的成果(目標)
足立スタンダードの確立による、9年間の学習の連続性を高めていく。
- どの教科、授業でも「めあて」「まとめ」「ふり返り」を取り入れた足立スタンダードを徹底する。
- 低学年から全学級が同じ指導を続けることで、学びの「型」を身に付けさせ、全ての児童にわかりやすい授業を行う。
「主体的・対話的で深い学び」を実現し、確かな学力の定着を図る。
- 「わかる・できる」授業の工夫を行う。
- 問題解決型の学習を取り入れ、児童・生徒が主体的に問題・課題に取り組み、協働で学習する授業改善を行う。
ICTをより効果的に活用し、連携校同士の情報交換や研究授業に向けての話し合い等、連携を密にしていく。
- ICT機器を活用した主体的・対話的で深い学びの実現と確かな学力の定着を図る授業の工夫、さらには校務活用の工夫を行う。
- 研究授業の指導案検討をICT機器の活用を促進して行う。
国語 | 算数 | 社会 | 体育 | |
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主体的・対話的で深い学び(問題解決型)(協働) | ・友達と考えを見せ合い、なぜその考えになったのか考えることにより、学びを深める。 | ・自分の考えを話し合う、伝え合う。 | ・身近な社会的事象から疑問や課題を発見し、グループ等で協働して解決しようとする。 | ・「個」と「集団」自分の課題発見・練習の場の選択、話し合いによるグループの課題発見 |
確かな学力 | ・根拠をもった正確な読みの力 ・豊かな語彙力 ・友達に分かりやすく伝える力 ・友達の考えを読み取ったり、聞いたりする力 |
・自分の考えを相手に伝える力(より分かりやすく) | ・資料等を的確に読み取る力。 ⇒比較する、意味を考える。 |
・課題解決できる知識、技能 |
ICTの利用 | ・ワークシートの写真を撮り、スライドに貼り付け、学級全体で共有する。 | ・タブレットに自分の考えを書き、みんなに見えるように出す。 ・複数の考えをディスプレイに一度に提示する。 ・ジャムボードでグループに分け、グループ内で考えを見合う。 ⇒ノートを使用する場面との使い分け |
・ジャムボードでみんなの意見を集約する。 | ・スプレットシートを活用して、チームのめあての共有、個人のめあての共有を図る。 ・ジャムボードを使って、作戦を立てる。 ・試合の動画をストリームにあげて、チームで振り返ったり、相手チームの研究をしたりする。 |