公益社団法人 東京都教職員互助会

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教育研究グループ支援(研究成果報告)

武蔵野市立第五小学校

研究テーマ

研究期間:令和3年6月5日から令和5年1月31日まで

研究結果の概要

研究の背景

全国のほとんどの小学校が令和3年度から端末が整備された状況であるため、小学校における授業実践研究の事例はまだ少ない。また、小学校学習指導要領解説理科編の内容の取扱いについての配慮事項には、コンピュータをはじめとする様々な視聴覚機器を活用の特性を踏まえて効果的に活用することにより、理科において育成を目指す資質・能力の実現を図ることの重要性が述べられている。そのため、問題解決の過程に即して1人1台端末を活用することが重要であるといえる。以上のことから、理科の問題解決の過程と1人1台端末の使用場面を関連付け、児童の学びの姿を基に資質・能力の育成を図ることができたかを検証し、1人1台端末の活用効果を高めるための小学校理科授業デザインを検討することとした。

研究の目的

理科の問題解決の過程と1人1台端末の使用場面を関連付け、児童の学びの姿を基に資質・能力の育成を図ることができたかを検証し、1人1台端末の活用効果を高めるための小学校理科授業デザインを検討し提案する。

研究の方法

問題解決の過程の各場面と1人1台端末の使用場面を関連付け、どのような資質・能力(問題解決の力)を図るのかを明確にさせながら授業を開発することした。授業中の児童の発言分析・行動観察、ノートや1人1台端末で活用したアプリの記述分析等を行うことで児童の学びの姿を捉え、資質・能力の育成が図れたかどうか検証した。また、従来の授業における児童の学びの姿と比較し、1人1台端末の活用効果と改善点を明らかにした。

授業実践単元

その他特記事項

令和3年度までの研究成果については、武蔵野市公立小・中学校教育研究会のICT部の定例会で発表し、さらに年間紀要に論文形式で投稿し、情報発信を行った。
また、一般社団法人日本理科教育学会第72回全国大会(旭川大会)において、一般研究発表(授業研究・学習指導)を行った。

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