公益社団法人 東京都教職員互助会

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教育研究グループ支援(研究成果報告)

目黒区立東根小学校

研究テーマ

研究期間:令和4年4月1日から令和5年3月31日まで

研究結果の概要

令和2年小学校英語教科化、令和3年学習者用タブレットの配布、そして、令和4年度、小学校外国語、学習者用デジタル教科書が導入された。学習者は、タブレットに導入されたデジタル教科書を活用することで、聞きたいときに、いつでも・どこでも・何度でも英語の音声を聞くことが可能になった。また、コロナパンデミックを経験したことで、より一層、関わり合いを大切にした協働的な学びの重要性が認識されている。従って、今年度の研究内容は、「デジタル教科書を活用した外国語の指導における個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実」である。効果的であった指導実践を共有し、教材研究を行うことで都内教員の外国語指導力向上を図り、「将来英語を話せるようになりたい」とする児童の願いに応える外国語の指導を確立することを目指した。毎月1回、1時間〜1時間半のオンライン研究会を開催した。研究会では、都内の小学校で外国語の指導にあたる教師が指導実践を報告することで効果的な外国語の指導に関する情報共有を図った。毎月、各発表者は、各校での指導実践を紹介した。発表者は、各校の実態に応じて開発したデジタル教材についての紹介や、今年度実施したICTやデジタル教科書を活用した研究授業の実践報告を行なった。また、発表後には、参加者による質疑応答、情報交換を行なった。

各市区町村によって、学習者用端末の種類やICT環境が異なる実態があるが、指導実践やデジタル教材等を本研究会で共有し、質疑応答をするなどして検討したことで、それぞれの学校のICT環境や児童の実態に応じた効果的な指導の一助となった。また、本研究会の活動を通して実施した指導実践は、各種メディアに掲載された。効果的な指導に向けて試行錯誤する現場の取り組みを社会に発信することができた。

メディア掲載

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