教育研究グループ支援(研究成果報告)
豊島区立清和小学校
研究テーマ
- 未来を切り開く子供の育成~主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善を目指して~
研究期間:令和4年4月1日から令和5年3月31日まで
研究結果の概要
1 本年度の基本方針
「新しい教育を考える会」は、30年程前に主体的に学び続ける教師を育てることを趣旨として設立された会です。令和6年度は、参集の形で行うことができるようになり、遠方等で現地に来られない教員も参加できるよう、ハイブリッド形式で行ってまいりました。
予測が困難な社会を、「VUCA」の時代とも言われます。(「VUCA」という言葉は、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの言葉の頭文字をとった造語です。)
学校は、未来を生きる子供たちが、変化の激しい社会を見据えながら前進していけるように、主体的に学ぶことを推進していく必要があります。これからの時代を生きていく子供たちに、必要な資質・能力を確実に身に付けられるように、教師自身が新たな教育実践や授業改善等を積み重ねていくことが求められています。
そこで、子供や教師に求められる資質能力を踏まえ、本研究主題を、 「未来を切り開く子供の育成~主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善を目指して~」 としました。今後も、これまでの研究会の伝統を継承し、激動する時代の中で育むべき資質・能力に対応した内容を共に考える研究会を運営していきます。
2 本研究会の内容
(1)研究主題
未来を切り開く子供の育成
~主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善を目指して~
- ① 主体的・対話的で深い学びを目指す学習指導
- ② 児童・生徒指導
- ③ 特別な配慮や支援を必要とする子供への対応
(2)内容
- ① 授業研究(子どもが主体的に取り組む授業実践)
- ② 教育実践(一人一人の多様な子どもの見取りについて研鑽する。)
(3)方法
- ① 提案者の発表(授業研究や教育実践について)
- ② 参加者の対話
- ③ 講師の先生のご指導
その他特記事項
4月より毎月1回、研究会を参集とオンラインの同時開催しました。今年度は、全11回の開催でした。