公益社団法人 東京都教職員互助会

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お知らせ

ふれあい感謝状21受賞者 活動報告

第13回ふれあい感謝状21

東京都立大島海洋国際高等学校 小坂 聡

活動報告本校のボランティア部は平成5年度よりアルミ缶のリサイクル活動を始め、回収したアルミ缶を小さく処理し、年3回程度売却しています。売却代金で車イスを購入し、福祉施設に寄贈する福祉活動も同時に行い、現在までに73台の車イスを寄贈することが出来ました。

活動報告この活動を島内全域に広めるため、各地区に回収の拠点となる場所を設置し、週一回程度島内各所を回り集めています。4年前からは学校の玄関脇にアルミ缶の回収箱を設置し、南部地域の多くの皆さんが回収箱を気軽に利用してくれています。最近では本校の趣旨を理解し、「アルミ缶は海洋国際高校へ持って行くよ」と声を掛けられる機会が多くなりました。

活動報告昨年度は地元の小学校へ出向き、アルミ缶リサイクル普及活動も行いました。日々の活動は地道ですがコツコツ続けることが大切であり、約22年間の活動でようやく地域に根付くことが出来たと考えています。離島でありながらこの活動ができるのも、都立高校で唯一の実習船を持ち、航海実習の度に大量のアルミ缶を都内へ運ぶことが出来るからだと思っています。

活動報告そして、最近の週末の活動としては、3年前の台風による土砂災害で建てられた仮設住宅(今年3月に撤去)や献花台の花の植え替えを定期的に行っています。更に地域との交流を深めるために地域清掃や小学校へ出向きグラウンドの整備等も頻繁に行っています。また、優しい町づくりの一環として「大島車イストイレマップ」や「伊豆大島AED設置マップ」を作成し、伊豆大島椿まつりのパンフレットにも使用され、観光協会などで配布しています。毎年どこかで災害があり復興の応援として、学校祭では貝類を入れる「スカリ」を顧問と部員全員が編み販売し、収益金を義援金として送っています。

私たちボランティア部は近い将来、大島を優しく住みよい島に、又大島から出されるアルミ缶を100%リサイクルへと強い希望を持って生徒たちと共に活動を続けていくことを誓い、報告といたします。

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