公益社団法人 東京都教職員互助会

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お知らせ

ふれあい感謝状21受賞者 活動報告

第13回ふれあい感謝状21

北区立さくらだ幼稚園

本園では、様々な人とのかかわりを通してコミュニケーション能力や相手を思いやる心を育むために交流活動を行っている。その一つに高齢者との交流がある。

活動報告1.近隣の高齢者施設とは、年2回交流を行い、6月頃に5歳児が訪問し、秋には施設から園に来ていただいている。4歳児にとっては初めての交流となるため、初めは車いすの高齢者を不思議そうに見ている幼児もいるが、踊りや歌を見せ、「上手だね」と笑顔で拍手されると張り切って取り組むようになる。また、5歳児が訪問する際には、高齢者の方々に喜んでもらえることを考え、歌や手遊びを披露したり手作りのプレゼントを手渡したりしている。高齢者からの「ありがとう」の言葉に、感謝される嬉しさや自分が役立つという自信を感じることができる。

活動報告2.地域のグループホームとは、4歳児が交流している。グループホームを訪問し、歌を聞いていただいたり、一緒に紙相撲などの昔遊びを楽しんだりしている。共に遊ぶことで相手を身近に感じ、かかわる楽しさを味わうことができる。

活動報告3.本園がある団地の婦人会の方と4歳児がお月見団子を作る活動をしている。婦人会の方々がゆったりと幼児を受け止め、優しく作り方を教えて下さることで、幼児らは初めての団子作りを楽しんでいる。保護者にとっても、このようなかかわり方を目にすることは、子育ての参考となり意味ある活動となっている。

活動報告この他、毎日の散歩途中に声を掛けてくださる高齢者もある。核家族で生活する幼児が多い中で、身近な高齢者の存在は大変貴重である。このように、様々な高齢者との交流を通して『人の優しさや温かさに触れる心地よさ』を感じ、『高齢者を敬い、思いやる心』を育んでいる。今後も幼児と高齢者の双方にとって有意義な交流活動を続けていきたい。

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