公益社団法人 東京都教職員互助会

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お知らせ

ふれあい感謝状21受賞者 活動報告

第14回ふれあい感謝状21

青梅市立第三中学校吹奏楽部 顧問 山城 拓郎

青梅市立第三中学校吹奏楽部は、吹奏楽や金管バンドが盛んな青梅市内でも特に歴史が深い部活動である。昨年11月に行われた第26回日本管楽合奏コンテスト全国大会では、14回目の出場となったが、最優秀賞を受賞することができた。また、東京都吹奏楽コンクールや東京都アンサンブルコンテスト、その他各種大会においても、継続して上位の成績を収めている。

部活動を通して得られるものは、このような大会における成績だけではない。当部活では、一つのチームで音楽を演奏することを通して、音楽を奏でる楽しさや美しさ味わう情操を育てている。また、同じチームの仲間を尊重する精神を育てるとともに、中学生としての発達段階を踏まえた人間的な成長を図っている。それらの実現のために、年間を通した四つの活動目標を掲げている。

(1)継続は力なり
(2)当たり前のことが当たり前にできる
(3)心からの音楽 感動ある音楽
(4)すべての人へ『恩(音)返し』

これらのもとに日々の練習に励んでいるが、吹奏楽部の活動は部員の努力だけで成り立つものではない。家族や先生、地域の方々の応援と協力によって活動をすることができている。支えてくださる方々への一番の恩返しは、「応援していてよかった!」と思えるような素敵な演奏を届けることであり、そのための努力を惜しまないことである。当部活では、大会の出場の他に特別養護老人ホームや地域の運動会、青梅マラソン開会式など、年間30回近い演奏を積極的に行っている。それぞれの演奏では「中学生とは思えないほどのパワーがある」「たくさんの元気と感動をもらった」など、地域の方々に感動ある音楽を届けることができた。音楽による恩返しを通して、日頃の感謝の気持ちを伝えるとともに、当部活が学校と地域を繋ぐ一つの架け橋になればと考えている。今後も、学校の代表として胸を張りながら、地域社会に開かれた学校づくりにおける重要な役割を果たしていく。

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