公益社団法人 東京都教職員互助会

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お知らせ

ふれあい感謝状21受賞者 活動報告

第14回ふれあい感謝状21

響きの学び舎 世田谷区立旭小学校 学校支援地域本部
学校支援コーディネーター 今泉めぐみ

平成28年4月に学校協議会の教育部会の更なる充実を図るため、学校支援地域本部が発足された。学校支援コーディネーターは、前PTA会長や役員経験者4名で構成され、今年度で活動5年目になる。
世田谷区の施策でもある「地域とともにある学校づくり」を目指し、地域との連携を深め、円滑に活動することを大切にしている

年度初めに年間計画を立て、年度末には振り返りを行い、反省を踏まえ、次年度の計画に活かしている。主な活動内容には、次のようなものがある。
子どもたちが教育活動を円滑に行えるよう、学習補助として、保護者からボランテイアを募集し、学校と連携・調整し、案内や支援を行っている。具体的には、家庭科の学習補助、校外学習の引率補助、スポーツテストにおける教職員の補助など。
地域の方々との昔遊び(生活科の学習)や茶道教室(総合学習活動)の開催コーディネートや開催支援なども行っている。

夏季休暇中、児童が様々な立場の人と関わり、色々なことに挑戦してもらえるよう、サマースクールを運営・開催している。工作教室(スノードーム作り・防災ブレスレット作り)、理科教室(光で作るキーボルダー・ジャム瓶から作る電球)、プログラミング教室、料理教室、保護者の読み聞かせサークルによる読書教室、寺子屋教室など、内容は多岐に渡っている。各教室の先生には、保護者、地域の方々、地域の料理研究家、有名企業のOBからなるNPO法人の方々など、様々な立場の方にご協力いただいている。
基礎・基本の学習定着を目指し、2年生の児童を対象に放課後学習の支援として、あさひっこスタディ(かけ算九九教室)を実施している。
平成28年度から、漢字学習に意欲を持ってもらうよう、本校を開催場所として、年2回、日本漢字能力検定を開催している。検定を目標に漢字学習に意欲を見せる児童が増え、通っている学校で気軽に受けられることから、児童だけでなく、保護者からも関心が高まっている。

平成28年・29年度、東京都教育委員会の「人権の花」運動の指定校に選ばれ、4年生の児童と一緒にプランターに種を植え、花を育てた。植物を育てることから学んだ協力や感謝の大切さ・命の尊さなどの人権尊重の思想を子どもたちと一緒に模造紙にまとめ、全校朝会で発表した。  学校支援地域本部としての活動が年々充実し、盛んになってきていることから、今後の活動に大きな可能性や期待を感じている。

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