公益社団法人 東京都教職員互助会

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お知らせ

ふれあい感謝状21受賞者 活動報告

第14回ふれあい感謝状21

都立片倉高校 教諭 工藤 修由

馬場正英先生に代わり一言ご挨拶申し上げます。
片倉高校吹奏楽部は記録によりますと、平成3年に創部されました。私はまだ生まれていない時代です。片倉高校が初任校であることが決まったとき、都立高校で教員をした経験のある私の大学の恩師からは、「あなたはやっていけるのか?」と心配されたものです。しかしながら、吹奏楽部の主顧問である馬場正英先生のご尽力のおかげで、今も生徒が落ち着いて、明るく、伸び伸びと活動していると私は感じています。

さて、全国各地の高校には多くの吹奏楽部がありますが、大会といえば、「全日本吹奏楽連盟が主催する大会につながる大会」を指すことが一般的だと思います。本校吹奏楽部では、これ以外にも、様々な団体が開催する大会に参加する機会に恵まれています。例えば、例年3月に静岡県浜松市で開催されている、「全日本高等学校選抜吹奏楽大会」ではコンクールとともに交流会も開催されており、他校の演奏を拝見して刺激をうけるとともに、他校の生徒と親睦を深めることもできています。

また、八王子市の地域の夏祭りでの演奏や、阪神淡路大震災を機に本校吹奏楽部が中心となって始めたチャリティーコンサート(※途中、三宅島復興祈念コンサート→東日本大震災復興祈コンサートと変わる)などの活動も行っています。
現在は新型コロナウイルスの影響で、演奏の機会が失われたり、無観客となったり、交流会ができなかったりと、残念に思うことも少なくありません。しかしながら、「例年どおりの準備」とはいかない現状が、生徒も教員も新たな活動を考える機会を得ることにつながり、大きく成長できていると感じています。
高校生活という限られた時間のなかですから、一日も早く新型コロナウイルスの影響が収束し、高校生の皆さんの活動がより充実したものとなる日が来ることを願ってやみません。 今後とも、多くの皆様からのご協力、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

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