公益社団法人 東京都教職員互助会

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教育研究グループ支援(研究成果報告)

足立区立保木間小学校

研究テーマ

研究期間:令和3年4月6日から令和4年3月16日まで

研究結果の概要

児童の実態や校内の指導上の課題を分析した結果から、研究主題を「よりよい生き方を目指す児童の育成〜自己を見つめ、他者との関わりを深める道徳科の指導〜」とした。
研究主題に迫るための研究仮説を『「自己を見つめる」ための手立てや、「他者との関わり」における手立てを工夫することで「よりよい生き方を目指す児童の育成」につながるのではないか。』と設定した。講師を招聘して、指導法についての講演を受けて研究授業を6本行った。

研究授業では、「自己を見つめる」「他者との関わり」の2点を共通したテーマとして設定し、指導法の工夫に取り組んだ。

「自己を見つめる」ための手立て

研究協議や講師からの指導講評により、「発問の練り上げや構成」「児童の発言を生かした授業展開」「児童がより理解を深めやすい板書の方法」「価値項目の押さえを明確にした指導過程」について、学校全体で理解を深めた。

それぞれの教員が日々の道徳授業に生かすことで、児童の「よりよい生き方を目指す」力を育むことにつながった。
道徳の研究を推進することで、児童が変容した。それは、お互いを認めあったり、友達を大切にするようになったりする場面が増えたことである。日々の生活の中での児童の言葉や行動のわずかな変化ではあるが、道徳の研究に取り組んだ成果だと考える。お互いのよさや個性を認めあっていくことは、これからの子どもたちの人生において必要なことだと考える。
今後も児童の実態から自らの授業を見つめ、職員が学び合える環境に感謝し、研究主任を中心に日々研究・研修を進めていきたい。

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