教育研究グループ支援(研究成果報告)
多摩市立聖ヶ丘中学校
研究テーマ
教材をふかく読み、そこにある人間の生き方を深く考える道徳授業のあり方
令和3年5月16日から令和4年3月19日まで
研究結果の概要
1.ねらい
子どもたちの心に向き合い、その心にどう語りかけていくか、日頃の実践の悩みや課題を共有し、その解決に向けて読み物資料を生かした道徳の授業づくりを中心とした共に学び合う勉強会。
2.活動内容・講師
- 各回で適切な読み物資料を選定し、参加者で授業づくりを検討する。
- 次回の勉強会までに検討した授業づくりに基づく授業実践に取り組む。
- 前回の読み物資料に基づく授業実践の報告を行う。
- 実践事例を持ち寄り、情報交換、課題共有、課題解決を図る。
講師 元関西学院大学教授 元文部省教科調査官 横山 利弘 先生
3.日程14:00~17:00(各回とも)
場所 杉並区立荻窪中学校及びWeb開催
- 第1回5月16日(日)横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
資料「ブランコ乗りとピエロ」についての授業づくり - 第2回7月17日(土)横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
資料「背番号10」についての授業づくり - 第3回9月18日(土)横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
資料「違うんだよ健司」についての授業づくり - 第4回11月20日(土)横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
資料「帰郷」についての模擬授業と研究協議 - 第5回1月15日(土)横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
資料「仏の銀蔵」についての授業づくり - 第6回3月19日(土)横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
資料「花と水(兵庫県教育委員会道徳資料)」についての授業づくり
※会場は第1回~第3回はオンラインのみ。
第4回~杉並区立荻窪中学校及びWeb方式によるハイブリット研修
その他特記事項
令和3年度も感染症対策のため、ホスト会場を杉並区立荻窪中学校とし、Web方式で同時双方向での研修会への参加を呼びかけた。その結果、東京都内だけでなく、関東各県や、山口県、福島県などからの参加者もあり、貴重な情報交換の機会にもなった。特に日々の授業で抱える課題や若手教員の授業研究のサポート、コロナ禍における道徳教育の充実など、現場での課題に対応する有意義な勉強会であった。