公益社団法人 東京都教職員互助会

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教育研究グループ支援(研究成果報告)

府中市立府中第三小学校

研究テーマ

研究期間:令和6年4月22日から令和7年3月25日まで

研究結果の概要

研究の背景

「『令和の日本型教育』の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと協働的な学びの実現~(答申)」(令和3年1月)において、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の充実が打ち出された。 そして、「個別最適な学び」には、柔軟に指導方法を考え提供する「指導の個別化」と、子供の興味・関心に応じた学習活動等を保障する「学習の個性化」の2つの側面がある。

理科では問題解決の活動を通して資質・能力を育成するため、「指導の個別化」は、問題解決の活動の中で個々の子供の実態に応じて支援をしていくことと考えられる。 一方で、子供は自然事象の様々なところに関心をもち、解決したい問題を見いだすことがあるため、これらを保障する「学習の個性化」を突き詰めると、学習指導要領に記載されている知識及び技能を習得する授業展開が困難になる悩みが生じる。 ただし、知識及び技能の習得だけを重視し過ぎた場合、子供一人一人の興味・関心に応じた学習活動の実現からは遠ざかってしまう。

そこで、「個別最適な学び・協働的な学び」の観点から従来の小学校理科授業を捉え直し、子供主体の問題解決を軸に単元展開を工夫し授業実践し、そのメリットやデメリットを分析し、小学校理科授業での在り方を再考することとした。

研究の目的

「個別最適な学び・協働的な学び」の観点から、理科の単元展開を捉え直し、実際に授業実践することで、どのような児童の学びの姿が見られるかを確かめ、授業づくりのポイントや留意点を明らかにしていく。

研究の方法

(授業実践単元)

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