意欲がわかないことが続くと要注意
「今日は何もしたくない」と思ったことはありませんか。やらなければいけないことはわかっているのに、「何もしたくない状態」が長期間続くと、要注意です。
「何もしたくない」と感じる要因として、以下のことが考えられます。
(1)疲れの蓄積
→ストレスや心身の疲労感がたまってくると、自律神経の乱れにつながったり、無気力になりやすくなります。
(2)睡眠不足
→色々なことがたまってくると、十分に眠ることができず、睡眠が足りていないこともあります。気が付かない間に、睡眠時間が削られているかもしれません。睡眠不足の状態は、意欲低下のみならず、脳機能の低下につながります。
(3)ストレス
→人間は、適度なストレスがかかっている状態はパフォーマンスが上がりますが、過剰なストレスがかかっていると、心身共に疲れてしまいます。意欲が低下し、何もやる気にならないということも生じてきます。
(4)頑張る目的の喪失
→今までは何かの目標のために頑張っていた方は、目標が達成されてしまったり、努力ではどうにもできないような状況下に陥った際には、気力が失われることがあります。
(5)環境変化や、生活リズムの乱れ
→心身の疲労だけではなく、転勤や昇進、引っ越しなどの環境の変化も大きなストレスになります。時には嬉しいことであっても、思いがけない出来事が続くと、睡眠時間が減少したり、疲れがとりにくくなることもあります。
「何もしたくない」と思う裏には、「体からの休まなければまずいというSOSサイン」が出されているかもしれません。
意欲がわかないことが続くと要注意
では、「何もしたくない」と感じているときに、どのようにすればいいのでしょうか。
一番は「休むことに専念する」ことです。思い切って何もせずに休みましょう。
また、苦手なことをあえてしない時間を設けてみたり、生活習慣を見直すことも有効です。時には小さなことでも自分が「できたと思える体験」を積み重ねていくこともいいかもしれません。
不調の初期段階であれば、自身が休養をとることや、周囲の人に助けてもらうことで改善するかもしれませんが、上記の方法でも対処できない、自分に合う方法が見つからないなどのときには、1人で抱え込まずにカウンセリングなどを利用し、相談してみましょう。カウンセリングで自分と向き合うことで、認識していないストレスを自覚したり、一緒に対処法を考えることもできます。職場外に設置された、こころのケアの専門家による「こころの相談」を上手に活用していただければと思います。













