教職員の関心の高いテーマを定め、医師や大学教授など様々な著名人を招いて開催してきたメンタルヘルスサポート講演会が、今回より互助会の独自事業として新たにスタートしました。今回は、公立学校共済組合東京支部との共催で、東京都教育委員会から後援いただきました。
平成25年12月27日、三楽病院精神神経科部長の真金薫子先生と、総合健康センターの原美津子健康運動指導士を講師に、「先生たちのメンタルヘルス」というテーマで開催しました。
今回は、前半が真金先生によるストレスコントロールの方法等「心の健康」についての講義、後半が原先生によるアクティブリラクセーションで「体の健康」のための運動、という二部構成で行いました。 参加された方からは、講義と運動がバランス良くできたと好評でした。
前半の真金先生の講演では、ストレスと心身の関係や、ストレスコントロールの方法等、先生が知っておきたい内容を、真金先生の明るい笑顔と語り口で解説しました。
「生徒の問題を請け負いすぎていませんか?」真金先生の問いかけに頷く参加者の姿から、学校現場の大変さが察せられました。
「変えられない過去を振り返るのではなく、今を生きる」真金先生のこの言葉は、多くの方の心に残ったようです。
後半のアクティブリラクセーションの講師である原先生は、元体育教師・元公立学校管理職です。
さすが元体育教師だけあって、パワフルなかけ声で、音楽に合わせてみんなで身体を動かします。
一見簡単なものでも実際やってみると難しく、会場からは笑い声とともに「意外とキツイ」等といった声が聞こえてきました。約30分間の運動を終え、参加者の皆さんはどこかすっきりした表情で会場を後にされました。