ふれあい感謝状21受賞者　活動報告

都立府中東高等学校　和太鼓部

都立府中東高等学校
顧問　佐伯直

府中東高校に和太鼓部ができたのは11年前のことです。そのきっかけは文化祭でのHR企画で和太鼓演奏をしたことでした。そのときの生徒が集まり、和太鼓同好会を立ち上げました。それ以来、地元の和太鼓サークルである府中国府太鼓「翔駒会」の八木敦子先生に外部指導員という立場で技術指導をしていただいています。ちなみに「府☆higashi打撃團」という愛称は、部活動に昇進した時に部員たちがつけました。

部員たちは「太鼓が好きで好きでたまらない」「多くの人に聞いてもらいたい」という気持ちに満ちあふれています。毎日遅くまで練習し、さらには近隣の施設や府中市の福祉協議会にボランティア演奏の飛び込み営業？までしていました。

その熱意が実を結び、7月に御殿場で開催される全国高校生太鼓甲子園で昨年度・今年度と2年連続で最優秀賞を受賞しました。それがご縁となり、多くの方に私たちの演奏を聞いていただける機会も増えました。地元の演奏会、福祉施設や保育園でのボランティア演奏などのほか、昨年度はテレビドラマへ出演し、今年度は国体卓球会場の開会式でも演奏をさせていただきました。

大音量＝空気の振動を全身で感じることができるのが、和太鼓の最大の魅力でしょう。しかし私たちはそれに甘えることなく、多くの方に喜んでいただける音楽性も追求していきたいと願っています。今回の「ふれあい感謝状21」の受賞を励みとして、さらに多くに人たちに私たちの演奏を届けていくことをお約束いたします。