公益社団法人 東京都教職員互助会

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お知らせ

ふれあい感謝状21受賞者 活動報告

第10回ふれあい感謝状21

都立府中けやきの森学園 和太鼓部

都立府中けやきの森学園
和太鼓部顧問 吉岡美佳

地域とのつながりを大切に

活動報告

活動報告私たちの学校は、知的障害・肢体不自由のある児童・生徒の通う、小・中・高等部がある、都内で一番大きな特別支援学校です。私たち和太鼓部は、知的障害部門高等部の20名のメンバーで活動しており、味の素スタジアムを隣に臨む緑に囲まれた環境の中、日々思いっきり太鼓をたたいています。創立当初は演奏の技術も、地域と関わるチャンスも少なかった私たちですが、地域とのつながりを大切にする中で、演奏技術も向上し、たくさんの演奏の機会に恵まれるようになりました。

活動報告私は最初、太鼓に関してまったくの素人のまま顧問になりました。しかし、本校の保護者が調布市で活躍する和太鼓グループ(調布狛江合唱団郷土部「跳鼓舞」)の部長さんがであったことをきっかけに、ご指導していただくようになり、私も「跳鼓舞」に所属させていただいて演奏技術や指導力を磨きながら、地域とのつながりを深めていくことができました。その中で「跳鼓舞」が交流しているアメリカの和太鼓グループと国際交流をしたり、本校の卒業生と保護者が中心に創立した和太鼓サークルのファーストコンサートに友情出演させていただく機会に恵まれました。

活動報告現在は、本校の「夏祭り」、一部の生徒の母校である調布特別支援学校の「調布まつり」、多摩地区の都立学校が集まる「教育フェア「西風」、都の特別支援学校が参加する「総合文化祭音楽部門」、障害児者の健全育成・社会参加をめざした「療育フォーラム和太鼓チャレンジコンサート」、府中市社会福祉協議会主催の「府中市ボランティア活動報告会舞台発表」に毎年参加し、地域の老人ホームなどを招待して交流を図っている「伝統芸能交流コンサート」を自分たちで計画・準備を行って開催しています。その中で、地域の都立高校(都立府中東高等学校、都立調布南高等学校(現在は同窓生))と合同練習、コラボ演奏なども継続して行ってきました。

 私たちは和太鼓を通して多くの方たちとふれあい、世界を広げることができました。これからも地域とのつながりを大切に、楽しく太鼓をたたいていきたいと思います。

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