公益社団法人 東京都教職員互助会

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お知らせ

ふれあい感謝状21受賞者 活動報告

第14回ふれあい感謝状21

都立大江戸高等学校 卓球部顧問 熊川雪路

活動報告定時制通信制の全国卓球大会は平成29年8月に駒沢体育館で行われ、女子団体戦には全国の予選を勝ち抜いた42の代表校が参加しました。大江戸高校は、3年生・4年生の活躍で、昨年まで3年連続で3位に入賞しています。「今年こそは全国優勝」を目標に、地道に練習に取り組んできました。50回という節目の大会に、新しくなった優勝杯を持ち帰ることができ、大変感激しています。

活動報告チャレンジスクールである本校は、1年次の生徒の約8割が不登校を経験しています。部活動の経験のない生徒も多く、高校で初めてラケットを握った部員もいます。また三部制のため、ダブルスのペアが一部生(午前部)と二部生(午後部)で、平日は練習時間が十分に確保できないという苦労もあります。しかし、限られた時間のなかで、「部員を増やし部活動を活性化するにはどうすればよいか」「初心者も経験者も満足できる練習方法は何か」と考え、部員や顧問間で話し合いを重ね、練習に取り組んできました。
これからも活動を支えてくださる多くの方々への感謝の気持ちを大切にして、卓球を通して生徒の気力・体力を養いたいと考えています。

都立大江戸高等学校 生徒代表 卓球部部長 4年次 佐藤七海

活動報告私は中学校時代に不登校を経験し、卓球を始めたのは高校1年生の時です。チームメートに比べ、技術も体力もなく、昨年までは試合で結果を残すことができませんでした。途中であきらめてしまいそうになったことが何度もあります。
しかし、たくさんの方々に支えていただいて、4年生では部長をつとめるまでになりました。一緒に練習した仲間、辛いときに相談にのってくれた顧問の先生、大会の応援にかけつけてくれた家族や先生方には心から感謝しています。
4年間の卓球部の活動を通して学んだことは、「あきらめないことの大切さ。継続は力なり」ということです。これからも自分に自信をもって、チャレンジ精神を発揮していきます。秋には指定校推薦で大学に合格できました。卒業までの残された日々で、後輩の指導にも力を入れ、少しずつ恩返しをしていきたいと思っています。

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