ラグビーにおいて各部活動の部員が減少している中で、様々な工夫を行うことにより、東京都内の公立中学校で継続して部員を確保し、私立中学校に対抗し、11年連続関東大会出場、2年連続で全国大会に出場するなど成果を上げるとともに、ユース世代の日本代表、大学で活躍する選手を本校ラグビー部から輩出し続けている。その活動が機関紙、メディアから大きな評価を受けました。次のような活動を行い、保護者、地域の方々の協力を得て、持続可能な部の活動に努めています。

部活動保護者会で保護者会の活動とは別に、保護者、地域の方々、千歳中ラグビーに携わる人みんなが活動できる場（オールディーズという組織）を作りました。千歳中学校に対する思いが強くなり、子どもが卒業しても、大会などは多くの方々が応援してくれています。オールディーズが主催となって、春合宿を実施し、学校管理下では行えない宿泊合宿をコーチを派遣してもらいながら実施しています。

また、新入生が入学した際の保護者会で、用具を揃えることで家庭に金銭的負担が大きくならないように、オールディーズによる卒業生のラグビー用品のバザーを行っています。さらにオールディーズでトートバックやマフラータオルなどを作成し販売して一体感を育んでいます。これらの他にも、多々行っていることはありますが、結果として、部員数の増加、保護者と生徒の交流試合、７人制女子日本代表との合同練習なども行えるようになり、中学校にラグビーがあることが大きな特色となっています。