ふれあい感謝状21受賞者 活動報告
東京都立向丘高等学校 軽音楽部顧問 片桐 慶久
向丘高等学校軽音楽部 全国高総文祭生徒委員としての取り組み
今年度開催の「第46回全国高等学校総合文化祭(とうきょう総文2022)」の協賛部門大会として、軽音楽部門は開催が許可され、2年前から部門内で生徒委員会を発足させて取り組みを始めました。
向丘高校軽音楽部の活動はあまり盛んではなく、大会出場経験もありませんでしたが、向丘高校が以前より都高文連軽音楽部門事務局校であり、委員会参加の意欲が強い部員が多くいたため、生徒委員に立候補をし、他の高校と共に活動を始めることとしました。
6年目となる全国高総文祭軽音楽部門大会の今大会に向けて、生徒委員会では
- 生徒委員主体の大会
- 歴代最多出場校参加
- 部員自身作成のオリジナル曲のみ演奏
- 実のある交流会開催
- 特別支援学校との交流
しかし新型コロナウィルスが影響し、1年以上も大会運営経験ができず、他校委員との会議もオンラインのみでという、経験も効率も悪い状態のまま準備を進めることになりました。
大会成功に向けて、向丘高校の部員は、全ての係の中心を務め、他校の生徒委員との協議結果をまとめ、都の大会実行委員会へ要望を出す窓口となりました。また都内連盟加盟校に対して協力や参加を呼びかけ、他府県の高校軽音楽部員と連絡を取り、大会資料の作成や、交流会の準備を進めました。さらに特別支援学校と交流をして、閉会式での合同演奏に備えました。
大会は、ロックの殿堂中野サンプラザにおいて、全3日間31都道府県56バンドによる全曲オリジナル曲演奏という、とても創造性あふれる演奏会となり、昼食時の交流会でも参加校部員同士深く交流ができ、大成功でした。特別支援学校との交流、皇室のご観覧など、大会の内容は新聞やテレビでも取り上げられました。
一方で向丘高校軽音楽部の部員は総文祭の全体行事である総合開会式やパレードにて重要な係を任され、軽音楽部門代表としての役割を果たしました。
総文祭という大会を通して、この2年間、向丘高校軽音楽部は大きく成長できました。今後の活動に活かしていきたいです。





