第19回ふれあい感謝状21 受賞のご報告
【共催】公益財団法人 日本教育公務員弘済会東京支部
【後援】東京都教育委員会
東京都教職員互助会では、教職員の福利厚生への寄与とともに、東京都の教育向上に資することを目的とした諸活動をしており、「ふれあい感謝状21」事業はその一つです。
次代を担う子どもたちの育成には、学校のみならず地域等での様々な活動を通じたふれあいや学びが重要であります。この感謝状事業は、そうした幅広い育成の場で、日々努力され、成果をあげられている教職員及び関係者の皆様に対しまして、その功績をたたえ、感謝の意を表することにより、更なる活動推進の一助となればとの願いで平成16年度に開始しました。
この事業は今回で19回目を迎えましたが、今年度の申請件数はグループ22件、個人2名、合計24件の応募をいただきました。
その中から厳正な選考の結果、グループ20件、個人2名が受賞となりました。
なお、令和5年1月6日(金)に新型コロナウィルス感染拡大防止のため、参加規模を縮小した上で、簡略した形で贈呈式を執り行いました。
第19回ふれあい感謝状21 受賞者一覧
グループ | |
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部活動・クラブ活動部門(7件) | |
東京都立小平特別支援学校 小平スポーツクラブ ボッチャ部《特別賞》 |
部活動で取り組んでいるボッチャの競技力を高め、個々の能力やチーム力が向上する中で精神的な成長に繋げている。また、学校外の地域クラブでの活動を始めたりするなど、生涯スポーツの観点でも活躍の場を広げている。 |
台東区立浅草中学校 男子バレーボール部 |
部活動指導員が令和3年度より配置され、顧問の異動があっても継続して高い技術指導を行うことが可能となり、関東中学校バレーボール大会に初出場を果たすことができた。 |
大田区立志茂田中学校 音楽部 |
吹奏楽と合唱の両方を一つの部活動としていることが特徴で、全校生徒の6分の1が音楽部に所属し、数々のコンクールに出場している。 |
にしみたか学園 三鷹市立第二中学校 |
地域の人材を活用した部活動の運営と地域合同部活動の取り組みを進め、生徒の健全育成とともに教員の働き方改革の一助となっている。 |
日野市立日野第三中学校 合唱部 |
学校規模が小さいことから、少ない人数での活動であるが、自主企画の校内演奏会の他、地域センターなどへの訪問演奏にも取り組んでいる。 |
東京都立向丘高等学校 軽音楽部 |
とうきょう総文2022軽音楽部門の生徒実行委員会の中心的な役割を果たし、31都道府県のバンドによる創造性あふれる演奏会の成功に導いた。 |
東京都立清瀬特別支援学校 総合サービス部 |
将来の職業生活や社会自立に向けて必要な力を身に付ける目的で設けられた総合サービス部は、地域から依頼された清掃活動を通じて自己有用感の向上を図ることができた。 |
体験活動・社会貢献活動部門(13件) | |
文京区立湯島幼稚園 | コロナ禍において子供たちが直接体験する機会が減少しているが、地域の 「湯島はやし連」と交流を行い、園児が和太鼓の演奏を鑑賞したり曲に合わせて叩く体験をしている。 |
豊島区立長崎小学校 おやじの会 |
おやじの会として学校の教育環境整備に努め、校庭の芝生化、トキワ荘ミュージアム見学会や長崎獅子舞の伝承活動を行うことで児童が地域に誇りを持たせる効果を上げている。 |
板橋区立前野小学校 コミュニティ・スクール委員会 |
コロナ禍による休校の影響で子供たちは学習の不安を抱え、不登校に陥る児童も顕著になってきた。学習のつまずきのある児童に対しての放課後における学習支援を行った。 |
府中市立府中第八小学校 鼓笛隊 |
50年以上前に誕生した鼓笛隊は、先輩から後輩に教え引き継ぐ「師弟方式」で受け継がれている。この伝統は地域と連携し、市の福祉まつりでの演奏などに活かされている。 |
町田市立本町田小学校 支え合い連絡会 |
地域の地元愛に根差した豊かな人材資源を生かし、旗振りボランティアによる児童の登校見守り活動を行い、地域と学校、家庭が三位一体となって子供たちを育成している。 |
小平市立小平第六小学校 「棚田チャレンジ」 |
地域の企業や農家とともに校庭に隣接する空き地を活用して棚田を造成し 、米栽培を児童の学習と共に地域の活動として生かしている。 |
NPO法人自然環境アカデミー (福生市立福生第五小学校) | 東京都愛鳥モデル校として指定を受け、NPO法人の「鳥の先生」が全学年の児童に対する野鳥・自然観察などの体験活動を全面的に支えている。 |
目黒区立東山中学校 | 野球部のボランティア活動として始めた落ち葉清掃が、学校全体で奉仕活動として取り組むようになり、その後、近隣住民の方々も自発的に落ち葉掃きに参加 されるようになった。 |
荒川区立第一中学校 | 「ボランティアの一中」をスローガンとして近隣地域の清掃活動に取り組み、ボランティア部、生徒会、特別支援学級、有志の生徒が商店街の早朝清掃を行っている。 |
東京都立白鷗高等学校 | 学校所在地である上野・浅草地区の様々な伝統行事に生徒が継続的に参加し、古くから根付いている伝統行事の活性化や継承に貢献している。 |
東京都立紅葉川高等学校 硬式野球部 |
野球部が目指すチームの一つとして「応援されるチーム」があり、この精神から島しょ地区の高校の野球部が4回戦まで勝ち上がった際、吹奏楽部等とともに応援に駆け付けた。 |
東京都立南多摩中等教育学校 LSEM(エルセム) |
社会問題の一つである「子どもの貧困」を解決するために、生徒が自分たちにできることを模索して始めた放課後子ども教室における小学生への学習支援を継続して行っている。 |
東京都立久我山青光学園 | 子供たちと地域・社会をつなぐ取組として、「土づくり・花育てプロジェクト」を実施し、社会貢献に対する意識の醸成を図っている。 |
個人 | |
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部活動・クラブ活動部門(1名) | 齋藤 与志朗 (小金井市立小金井第一中学校) |
一般的に競技テニスは外部クラブが盛んであるが、23年間にわたり熱心にテニス部の部活動顧問として指導を行い、関東、全国大会への出場を実現してきた。 |
体験活動・社会貢献活動部門(1名) | 吉岡 美佳 (東京都立府中けやきの森学園) |
18年にわたり和太鼓指導を通して障がい児・者のQOL向上に取り組み、また、とうきょう総文2022に東京代表として参加して、国立劇場で見事な演奏を披露した。 |
活動報告
記念撮影の様子







