公益社団法人東京都教職員互助会 三楽病院

皮膚科

今月の診療担当表

当科の外来診療担当表はこちらからご覧いただけます。

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概要

診療体制

当科は常勤医2名、非常勤医3名で診療を行っています。

皮膚科の一般的な病気を取り扱っています。中でも、皮膚の腫瘍(良性のものから悪性のものまで)の小手術、外傷治療、シミ・あざの治療を得意としています。

その他

当科に初めておかかりになる際には、前医からの紹介状、今まで使用していた内服薬・外用薬等の情報があれば助かります。

 

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主な対象疾患

当科は皮膚に生じる様々な病気の診療を行っています。湿疹・アトピー・白癬・帯状疱疹・イボ・乾癬・脱毛症といった皮膚科一般疾患の治療はもとより、皮膚腫瘍に対しては切除手術・炭酸ガスレーザーや液体窒素による処置、しみやあざといった色素性異常へのレーザー治療も行っています。
さらに、アンチエイジングと言われる美容皮膚科診療も取り入れています。

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特色・特徴

一般皮膚疾患

A.湿疹・皮膚炎群

アトピー性皮膚炎・皮脂欠乏性湿疹・脂漏性皮膚炎(フケ症)・接触性皮膚炎などに対して、内服・外用治療を行っております。必要に応じて、採血によるアレルギー検査なども行います。

B.乾癬

外用治療が基本となります。重症例に対しては、免疫抑制剤の内服療法に加え、生物学的製剤の使用も取り入れております。当施設は、日本皮膚科学会生物学的製剤承認施設となっております。生物学的製剤使用ご希望時は、まずはご相談ください。

C.帯状疱疹

外来での抗ウイルス薬内服治療はもとより、重症例に対しては抗ウイルス薬の点滴・入院加療も行っております。帯状疱疹後神経痛を残さないためには早期診断・早期治療が必要です。

D.蕁麻疹

内服療法が基本です。慢性難治例に対しては、複数の薬剤併用によるコントロールを目指します。

E.蜂窩織炎

外来での抗生剤内服加療が基本ですが、重症例に対しては抗生剤の点滴・入院加療も行っております。

F.にきび

近年外用剤の選択肢も増えました。新規薬剤も積極的に取り入れ、加療しています。

G.イボ

ウイルス性のものに対しては、液体窒素が基本ですが、難治例にはトリクロロ酢酸塗布を併用した加療を行います。

H.水虫

外用治療に加え、爪水虫に対しては内服加療も行います。

I.陥入爪

ワイヤー法による爪矯正・フェノール法による抜爪手術を行っております。

J.多汗症

内服薬・塩化アルミニウム溶液の外用などを併用して加療します。重症の原発性腋窩(わき)多汗症に対しては、適応を考慮したうえで、ボツリヌストキシン(ボトックス)療法も行っています。予約制となります。

K.脱毛症

外用・内服療法を行います。男性型脱毛症に対しては、自費になりますが、プロペシア内服も扱っております。

皮膚腫瘍

脂肪腫、粉瘤、ほくろ、老人性いぼといった良性のものから、皮膚癌まで扱います。皮膚癌は近年増加の傾向にあり、早期診断・適切な早期治療が大切です。ダーモスコープという拡大鏡を鑑別に役立たせています。
また、外来に備えてある皮膚超音波エコーも適宜使用し、病変の深達度・血流の有無の評価も行います。基本は局所麻酔下に外来手術で行いますが、全身状態や希望に応じて入院日即日手術も行っております。

また、必要に応じて入院・全身麻酔下に手術をすることもあります。良性腫瘍に対しては、適応疾患は限られますが(ほくろ・線維腫・汗管腫・脂腺増殖症・眼瞼黄色腫など)、希望に応じて、炭酸ガスレーザーによる削皮術/切除・サージトロン(高周波メス)による切除も行っています。傷が上皮化するまでは数週間要しますが、縫合しないため、傷跡が目立ちにくいというメリットがあります。

色素異常症(青あざ・茶あざ・シミ)

当科ではQスイッチルビーレーザーを用いて、シミやあざといった色素異常の治療を行っています。Qスイッチルビーレーザーは黒から茶色のメラニン顆粒を選択的に破壊することにより過剰な色素を減らして、正常皮膚に戻します。対象は青あざ(太田母斑、異所性蒙古斑)、茶あざ(扁平母斑)、シミ(老人性色素斑)となります。レーザー治療の治療効果は患者さんによる個人差がでやすく、効果の高い人、低い人がありえます。

美容皮膚科治療(自費診療となります)

A. エレクトロポレーション(メソアクティス)

皮膚を通過しにくい薬剤を効果的に皮膚に浸透させる手法として、エレクトロポレーション法があります。当科ではメソアクティスを用いて、小じわやシミに有効な薬剤を皮膚に浸透させ、小じわやシミの治療を行っております。
手術治療やレーザー治療と違い、治療後に出血する心配や、ガーゼを貼る必要もなく、すぐに通常の生活に戻れることから非常に好評を頂いています。数週おきに反復するうちに効果がでてきます。

B. ケミカルピーリング

化学薬品を用いて皮膚表面の角質を除去する治療法です。にきび・にきび跡・淡いシミ・小じわなどに効果があります。数週おきに5回前後繰り返す必要があります。

C. 外用療法(トレチノイン・ハイドロキノン・ビタミンCスティック)

当科では、ビタミンAの誘導体であるトレチノインを扱っています。皮膚の代謝のサイクルを早めることで、にきび・シミに有効です。皮膚のメラノサイトの活動性を抑制し、シミに有効なハイドロキノンも扱っています。さらに、シミ・毛穴・小じわに有効な、最も安定性に優れ皮膚への浸透性の高い脂溶性ビタミンC を85%の超高濃度に配合したビタミンCスティックも扱っています。

以上の治療は全て完全予約制です。外来受診後に適性を考えて、施行する日を決めることになります。興味がある方は皮膚科外来までお越しください。

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その他・ご紹介時の留意事項

皮膚に生じる病気は他の内科的、外科的な様々の病気の一つの症状としてあらわれ、しばしば特殊な検査を要する場合もあります。当科は東京大学医学部皮膚科と密に連携を取っています。さらに、皮膚のさまざまな疾患に強いエキスパートの先生方とも深い交流があります。皮膚のことで何かあればまずご相談ください。

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担当医紹介

川嶋 智彦
卒年
  • 平成16年東京大学卒
専門
  • 皮膚科一般・レーザー治療
  • 強皮症(膠原病)
資格
  • 日本皮膚科学会皮膚科専門医
  • 日本臨床免疫学会会員
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リンク

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  • 医療は患者と医療側、相互の信頼がないと成り立ちません。医療側は患者に最大限の診療情報を提供し、患者はその情報を基に理解し、同意し、選択することで治療に参加することが必要です。そのためには医療側の情報の共有と意思の疎通が不可欠です。これらが適切に保たれていることこそ医療本来の姿であると考え、当院もそれを追求しています。 「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」は孟子の詞です。それぞれが重要ですが、その中でも人の和が特に大切であります。 程よい緊張感を保ち、情報の共有と人の和を高めながら良質な医療を目指して共に働く医師、医療従事者を心より歓迎したいと思います。是非、三楽病院へおいでください。

  • 三楽病院は1933年、東京都の教職員とその家族を対象として設立されました。1988年からは一般の患者様にも開放している 総合病院 です。