公益社団法人東京都教職員互助会 三楽病院

外科には食道をはじめ胃、小腸、大腸、肛門、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓など腹部のあらゆる臓器の癌や各疾患に対する診断・治療を行う消化器外科と、乳腺、甲状腺、体表の腫瘤、ヘルニア、肛門疾患を扱う一般外科の専門スタッフがおり、患者さん一人ひとりに合ったきめ細やかな治療を行っています。

今月の診療担当表

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外科 午前 根東
伊藤
住田
青木
外来担当医
(手術日)
青木
住田
黒田
外来担当医
阿川
瀬戸山

(手術日)
黒田
久保
住田(検査)
外来担当医
予約 乳腺超音波検査(石橋)
午後 根東
伊藤
外来担当医
(手術日)
外来担当医 外来担当医
瀬戸山
秋山
(手術日)
伊藤or外来担当医
阿川
予約 乳腺超音波検査(住田)
-14:00~
予約 乳腺超音波検査
(丹羽)

※夜間診療の担当表はこちら

主な対象疾患

当院の外科は2012年4月現在5名の医師で構成されており、約45名の入院患者と外来にいらっしゃる患者さんの診療を行っています。外科には、食道、胃、小腸、大腸、肛門、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓など腹部のあらゆる臓器の病気に対する診断・治療を行う消化器外科と、乳腺、甲状腺、体表の腫瘤を扱う一般外科の専門スタッフがいます。さらに学会活動やスタッフに対する教育啓蒙を通じて各学会(日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器病学会、日本肝臓学会、日本大腸肛門病学会など)の認定を得ており各々の分野での専門的知識と研鑚の機会を持っています。院内他科との連携はもちろんのこと、東京大学腫瘍外科、東京医科歯科大学食道胃外科、癌研有明病院消化器外科など他病院とも提携を密にし、常に最新で的確・迅速な対応ができるよう心がけています。

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特色・特徴

1.確実な根治性とQOL(日常生活の質)を追求した癌治療

長い間不治の病とされてきた癌。そんな癌を確実に治す根治療法として外科治療は進歩してきました。しかしそうした根治的手術のために術後における患者さんの日常生活の質が低下していることも見逃すことのできない事実でした。現在癌の外科治療のあり方は大きく変わってきています。画像等を駆使した確実な検査・診断のもとに切除の範囲を最小限にとどめ、根治性と日常生活の質の両方を求めた手術方法が取られるようになってきました。当科でも例えば、(1)乳癌に対して進行度にあわせて乳房を温存する手術 (2)早期胃癌に対しては機能を温存した開腹手術 (3)直腸癌の手術では人工肛門を極力避け、直腸や膀胱機能、性機能温存を考慮 (4)肝臓癌ではCT、超音波診断など画像診断を駆使した系統的肝切除に加え動脈塞栓療法、エタノール注入療法を積極的に採用しています。

2.開腹手術から腹腔鏡手術へ

従来消化器の手術といえば大きくお腹を切って臓器を切除する開腹手術が一般的でした。しかし最近では、内視鏡機器の進歩により、小さな傷で行う腹腔鏡手術が発達してきています。腹腔鏡手術の利点は、傷が小さいために痛みも最小限に抑えられ、患者さんの全身に与える影響が少なく、回復が早いことです。当科では長年の開腹手術で培ってきた解剖生理学的知識を基礎に、(1)胆石症や胆嚢ポリープに対する腹腔鏡下手術 (2)早期大腸癌や早期胃癌に対する腹腔鏡補助下手術を導入しています。

3.痛みの少ない手術へ

手術を受ける以上は痛みを避けて通るわけにはいきません。しかし痛みの悪影響から術後の回復が遅れたり二次的な合併症を引き起こす、そもそも痛みに対する抵抗感から手術を嫌う、そうしたことは手術療法を行う立場からは大変不本意なことです。当科でもペインレスを手術の大きな目標にあげています。2.であげた腹腔鏡手術をはじめ、(1)鼡径ヘルニアのtension free手術(UHS法) (2)痛みが強いと敬遠されがちな痔手術への疼痛コントロールの取り組みなどがそれにあたります。

医学の進歩を例えることばに「日進月歩」というのがあります。まさに外科領域にふさわしい例えではないかと思います。三楽病院外科では最新の医学水準を目指し専門的な知識・経験・技術はもちろんのこと、医師・看護師・医療スタッフが患者さんご自身の生活の質に寄与できるような医療の提供を目指してまいります。

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担当医紹介

阿川千一郎
卒年
  • 昭和52年東京大学卒
専門
  • 大腸・肛門病外科
  • 消化器病
  • 消化器外科
資格
  • 日本外科学会専門医・指導医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本大腸肛門病学会専門医・指導医
伊藤契
卒年
  • 昭和55年東北大学卒
資格
  • 日本外科学会 専門医
  • 日本消化器外科学会 認定医
  • 日本内視鏡外科学会 技術認定医
  • 日本ヘルニア学会評議員
谷雅夫
卒年
  • 昭和58年東京医科歯科大学卒
専門
  • 消化器外科
  • 一般外科
  • 乳腺外科
資格
  • 日本外科学会専門医・指導医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会認定医
  • 日本がん治療認定医機構暫定教育医
  • 日本胃癌学会会員
  • 日本乳癌学会会員
住田敏之
卒年
  • 昭和60年東京大学卒
専門
  • 消化器外科
  • 乳腺・甲状腺外科
資格
  • 日本外科学会専門医
  • 日本消化器外科学会認定医
  • 日本乳癌学会会員
久保淑幸
卒年
  • 昭和62年東京大学卒
専門
  • 血管外科
  • 一般外科
資格
  • 日本外科学会 専門医・指導医
  • 日本脈管学会 専門医
  • 日本脈管学会 評議員
  • 検診マンモグラフィー読影認定医
  • 日本医師会認定産業医
  • アメリカ心臓協会 ACLS Experienced Provider
  • JPTEC プロバイダー
  • 東京消防庁 上級救命技能認定
根東順子
卒年
  • 平成5年名古屋大学卒
専門
  • 消化器外科
  • 緩和医療
資格
  • 日本外科学会 専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会 認定医・専門医・指導医
  • 日本胆道学会 指導医
  • 日本緩和医療学会 専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 麻酔科標榜医
  • 検診マンモグラフィ読影認定医
青木 久恵
卒年
  • 平成8年杏林大学卒
専門
  • 消化器外科
  • 内視鏡外科
  • 一般外科
資格
  • 日本外科学会専門医・指導医
  • 日本内視鏡外科学会 技術認定医
  • ICD(インフェクションコントロールドクター)
  • 日本消化器外科学会会員
  • 日本消化器内視鏡学会会員
  • 日本外科感染症学会会員
  • 日本癌治療学会会員
  • 日本静脈経腸栄養学会会員
黒田純子
卒年
  • 平成10年福岡大学卒
資格
  • 日本外科学会 専門医
  • 日本消化管学会 胃腸科指導医
  • 日本食道学会 食道科認定医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
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診療実績

外科手術件数 2015-2016年
領域/術式 2015年 2016年
合計件数 うち鏡視下 合計件数 うち鏡視下
食道・胃 食道切除術     1  
胃切除/胃全摘術ほか 15 7 21 10
その他 7 3 3 3
大腸・肛門 結腸切除/直腸切除術ほか 59 20 38 15
痔核/痔瘻/肛門ポリープ手術 12   18  
虫垂切除術 10 8 27 24
肝・胆・膵・脾 肝切除術 3   1  
胆嚢摘出術 34 34 38 37
膵頭十二指腸切除/体尾部切除術 1   3  
脾摘術     1 1
ヘルニア 鼠径ヘルニア根治術 105   100  
その他のヘルニア根治術 2   4  
乳腺   37   34  
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  • 医療は患者と医療側、相互の信頼がないと成り立ちません。医療側は患者に最大限の診療情報を提供し、患者はその情報を基に理解し、同意し、選択することで治療に参加することが必要です。そのためには医療側の情報の共有と意思の疎通が不可欠です。これらが適切に保たれていることこそ医療本来の姿であると考え、当院もそれを追求しています。 「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」は孟子の詞です。それぞれが重要ですが、その中でも人の和が特に大切であります。 程よい緊張感を保ち、情報の共有と人の和を高めながら良質な医療を目指して共に働く医師、医療従事者を心より歓迎したいと思います。是非、三楽病院へおいでください。

  • 三楽病院は1933年、東京都の教職員とその家族を対象として設立されました。1988年からは一般の患者様にも開放している 総合病院 です。