教育研究グループ支援(研究成果報告)
町田市立山崎中学校 校内研究会
研究テーマ
- 協同的探究学習を意識したアクティブラーニングの実践
研究期間:平成28年4月1日 から 平成29年3月24日 まで
研究結果の概要
1 ねらい
生徒が、各教科等の内容的な理解を深めながら、必要な資質・能力を身に付けていくためには、講義型の授業より生徒が主体的・積極的に参加できる授業の方がより効果的である。
本校では、授業改善を行うに当たり、生徒が主体的に活動できる場面を設定し、学びがより深まることをねらいとし取り組むこととする。生徒が主体的に活動しながら学ぶことにより生涯学び続ける力につながると考える。授業の基本であるねらいを明確にすること、授業のまとめではねらいにかえることを授業改善の第一段階として全員で取り組むものである。
2 活動内容
(1)研修計画の立案
- すべての教員が必ず1回は、授業研究を行う。
- 年5回の授業研究を実施する。
- 小学校との合同研修会を実施する。
(2)授業研究の実施
- 1回の授業研究で4人が公開授業を行う。
- 全教員を4グループに分けて授業を参観し、グループ協議を行う。
- まとめとして全体協議を行い、情報を共有し各自の授業力向上に生かす。
(3)小中合同研修会の実施
- 小中9年間の学びの連続性を確保し、生徒の学びがより深まるような指導に生かすために、小中合同で授業参観し研修を深める。
3 成果
- 授業者がそれぞれ、まとめで授業のねらいにかえることができた。協議会をとおしてグループごとに情報を共有することができた。
4 課題
- 特に若手教員においては、各自の授業力が向上しアクティブラーニングを意識した授業展開ができるようになることが課題である。