教育研究グループ支援(研究成果報告)
道徳教育東京勉強会
研究テーマ
- 読み物資料を活用した道徳の授業づくり
研究期間:平成28年4月9日 から 平成29年2月18日 まで
研究結果の概要
1 ねらい
子どもたちの心に向き合い、その心にどう語りかけていくか、日頃の実践の悩みや課題を共有し、その解決に向けて読み物資料を生かした道徳の授業づくりを中心とした共に学び合う勉強会。
2 活動内容・講師
- 各回で適切な読み物資料を選定し、参加者で授業づくりを検討する。
- 次回の勉強会までに検討した授業づくりに基づく授業実践に取り組む。
- 前回の読み物資料に基づく授業実践の報告を行う。
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実践事例を持ち寄り、情報交換、課題共有、課題解決を図る。
講師:日本道徳教育学会名誉会長(元文部省調査官) 横山 利弘 先生
3 日程 14:00〜17:00(各回とも)
- 場所:杉並区立阿佐ヶ谷中学校
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第1回 4月9日(土) 横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
- 資料:「待合室」についての授業づくり
- 参加者:32名
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第2回 6月11日(土) 横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
- 資料:「じいちゃんとサルスベリの花」についての授業づくり
- 参加者:34名
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第3回 8月27日(土) 横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
- 資料:「ブランコ乗りとピエロ」についての授業づくり
- 参加者:41名
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第4回 10月8日(土) 横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
- 資料「埋火」についての授業づくり
- 参加者:40名
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第5回 12月10日(土) 横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
- 資料:「ある元旦のこと」
- 参加者:38名
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第6回 2月18日(土) 横山利弘先生を囲む道徳教育東京勉強会
- 資料:「ありガトオヨ」「旗」
- 参加者:36名
※会場は各回とも阿佐ヶ谷中学校。
【その他】
○今年度も東京都内だけでなく、関東、近畿、東北からの参加者が増え、貴重な情報交換の機会となった。特に道徳の教科化に向けて課題を把握すると共に、若手教員の授業研究のサポート等、現場での課題に対応する勉強会として開催した。
延べ参加者数は300人を越え、リピ-タ-も定着してきた。道徳の教科化に向けて関心も高まり、勉強会も次年度には50回を数える。東京では土曜日開催のため、島しょ部の学校からの参加が増えており、継続の意義が高まっている。