公益社団法人 東京都教職員互助会

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お知らせ

ふれあい感謝状21受賞者 活動報告

第14回ふれあい感謝状21

荒川区立第四峡田小学校 校長 山本 洋

荒川区立第四峡田小学校 活動報告平成31年7月4日、今回で21回目になるホタルまつりが今年度も本校体育館で盛大に行われました。荒川区ホタルを育てる会、学校PTA、四峡小父親ネットワークの方々の御協力の下、体育館の一角に鑑賞スペースを作り、その中にたくさんのホタルの成虫を放し、児童や保護者約500名がホタルの優しく、淡い光を鑑賞しました。目の前を飛ぶホタルの光を初めて見た1年生の児童や保護者からは「うわぁ、きれい。」「かわいい光だね。」などの声が聞かれました。

荒川区立第四峡田小学校 活動報告 これらのホタルはただ鑑賞するだけではありません。前年度の10月に荒川区ホタルを育てる会のアドバイザーの方から児童がホタルの幼虫をお預かりした後、課外の活動として、各学級で飼育する活動を行っています。翌5月まで7ヶ月間、アドバイザーの指導の下、児童が継続して飼育を続け、育った幼虫を近隣にある荒川自然公園内の用水路に放流しています。

荒川区立第四峡田小学校 活動報告これらの活動を通して、児童一人一人が生命の不思議さや尊さ、環境問題等について、身近に感じたり、それらを守るために主体的に行動したりしようとする心情や態度が高まりました。身近な動植物の生命への興味、関心の高まりが見られたり、学校図書館やタブレットPCなどを利活用して環境問題について調べ学習を進んで行う姿が見られたりするなど、学校教育への波及効果も大きく現れています。また、PTAや地域の方々と連携した地域の環境美化活動についても児童が積極的に参加する姿が目立つようになりました。

荒川区立第四峡田小学校 活動報告 保護者や地域の方々からは「東京の都心でホタルを見られるなんて素晴らしい。」「児童が自分たちでホタルを育てている取組が立派だ。」などのお声をいただき、児童の励みにもなっています。今後も「みんなでホタルを大切にしよう」という気運が高まっています。

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