第17回ふれあい感謝状21 受賞のご報告
【共催】公益財団法人 日本教育公務員弘済会東京支部
【後援】東京都教育委員会
東京都教職員互助会では、教職員の福利厚生への寄与とともに、東京都の教育向上に資することを目的とした諸活動をしており、「ふれあい感謝状21」事業はその一つです。
次代を担う子どもたちの育成には、学校のみならず地域等での様々な活動を通じたふれあいや教育が重要であり、この感謝状事業は、そうした幅広い育成の場で、日々努力され、成果をあげられている教職員及び関係者の皆様に対しまして、その功績をたたえ、感謝の意を表することにより、更なる活動推進の一助となればとの願いで平成16年度に開始しました。
この事業は今回で17回目を迎えましたが、今年度の申請件数はグループ23件、個人2名、合計25件の応募をいただきました。
その中から厳正な選考の結果、グループ22件、個人2名が受賞となりました。
なお、令和3年1月8日(金)に贈呈式を予定していましたが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、非常に残念ではありましたが中止となりました。
第17回ふれあい感謝状21 受賞者一覧
グループ | |
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≪部活・クラブ活動部門≫7件 | |
東京都立狛江高等学校 ダンス部≪特別賞≫ |
開校年度(昭和48年)から活動している。日本ダンス大会優勝。地域貢献活動にも積極的に参加している。 |
杉並区立杉並第一小学校 ジュニアバンド |
東京都小学校吹奏楽コンクール金賞など多数の大会で受賞している。地域の行事で演奏を披露している。 |
足立区立亀田小学校 琴尺八部 |
日本の伝統的文化の琴・尺八に取り組むことにより、技量を高めるだけでなく、日本文化の良さや礼儀の美しさなどを習得している。 |
足立区立千寿双葉小学校 金管バンド |
東京都小学校バンドフェスティバルに12年連続出場。そのうち6回は東京都代表として全国大会に出場した。 |
八王子市立鑓水小学校 金管バンド |
23年間続いている歴史あるクラブである。定期演奏会や地域の音楽祭などに児童が主体的に活動している。 |
小平市立小平第六小学校 ウィンドバンド |
東京都小学校吹奏楽コンクール金賞受賞。東日本合奏フェスティバル東京代表として推薦を受ける。 |
青梅市立第三中学校 吹奏楽部 |
日本管楽合奏コンテスト全国大会に14回出場している。地域で年間30回近い演奏を積極的に行っている。 |
体験活動・社会貢献活動部門 15件 | |
東京都立七生特別支援学校 「総合支援サンルーム」ユニット≪特別賞≫ |
交流校の文化祭などで作業製品の販売活動や部活動での交流や、市内の幼・小・中学校の発達障害等の相談活動を行っている。 |
墨田区立立花幼稚園 | 高齢者施設を定期的に訪問し、歌の披露などをしている。高齢者とふれあうことで人と関わる力が育っている。 |
日本文化クラブ (目黒区立烏森小学校) |
諸外国大使館と連携・交流を行い、日本文化の理解と国際文化理解に精力的に取り組んでいる。 |
響きの学び舎 世田谷区立旭小学校 学校支援地域本部 |
様々な立場の方と関わる体験活動を企画・運営して、知・徳・体の力を育む一環となった。 |
八王子市立片倉台小学校 学校運営協議会 |
昭和51年から継続して廃品回収の活動に取り組んでいる。地域の美化活動にもその精神が生かされている。 |
町田市立町田第一小学校 セーフティボランティア |
地域との連携により、児童のふれあいの機会が増え、豊かな人間性を育む活動を多様に展開し、成果をあげている。 |
町田市立藤の台小学校 | 福祉体験を通じて、社会貢献活動への意欲を深めている。また、通常学級と特別支援学級の児童が互いに理解する心を育んでいる。 |
町田市立小山中央小学校 雑木林委員会 |
自然体験が不足している子ども達に自然の楽しさ、美しさ、厳しさを体験させ、自然を守っていこうとする心を育て続けている。 |
教育を支援する市民の会 | 武蔵村山市内の小・中学校を基盤に活動し、市内に生育する植物などに直に触れ、自然保護の重要性を体感する場を作っている。 |
東久留米市立下里中学校 | 「下中丸洗い大作戦」により、校舎を大切にする意識が向上した。また、地域清掃活動により地域の一員として自覚の醸成に繋がった。 |
多摩市立多摩中学校 地域学校協働本部 |
コミュニティ・スクールの要の活動を主体的かつ積極的に行い、ESD推進、防災教育などで成果をあげ、他校の模範となっている。 |
東京都立科学技術高等学校 生徒会・ボランティアサポートチーム |
臨時休校中にSNSなどを活用して、新型コロナウィルス感染拡大防止のフェイスシールドを作成し、教育委員会に寄付をした。 |
東京都立南多摩中等教育学校 グローバル問題研究会 |
社会や世界に存在する様々な問題について考え、調べ、協議している。外部のコンテストにも積極的に参加・発信している。 |
障害のある児童・生徒との体験交流推進 プロジェクトチーム (都立村山特別支援学校) |
医学部・看護部の学生を受け入れ、重症心身障害児とのふれあいを通し、コミュニケーションやソーシャルスキルの向上に努める。 |
東京都立府中けやきの森学園 | 近隣の中学校と合同チームを作り、ボッチャの大会に積極的に参加。障害者スポーツを通じて障害者理解の推進に努める。 |
個人 | |
部活・クラブ活動部門 1名 | |
糸井 昌弘 (都立保谷高等学校) |
地域社会への貢献を目指して、10年間近隣小学校の夏休み水泳教室の指導補助に水泳部員を派遣し続けた。 |
体験活動・社会貢献活動部門 1名 | |
吹上 由加里 (都立八王子西特別支援学校) |
知的障害児が主体的に創作活動を行える美術部活動に取り組む。新設校の校章作成などを知的障害教育啓発活動に貢献。 |