湯島幼稚園では約10年間「湯島はやし連」と交流を行っており、今年度は3年ぶりに「和太鼓に親しむ会」を実施することができました。大きな拍手で「湯島はやし連」の方々を迎え、和太鼓の演奏では手拍子をしたり体を揺らしたりして鑑賞を楽しみました。さらに年長ゆり組は数人ずつ舞台に上がり、実際に和太鼓を叩く体験をしました。
子供たちにとって印象に残る体験となりました。

翌日、好きな遊びではタライやバケツにガムテープを貼って太鼓を作り、数人で一緒に叩いたり曲に合わせて叩いたりすることを楽しみました。また、子供たちの中から「お客さんに見せたい」と声が上がり、折り紙で作った手作り提灯を持って入場し、「ゆり組和太鼓に親しむ会」を開き、大いに盛り上がりました。

9月、運動会の演目を決める際、年長組の担任は「お祭り」をテーマにして踊ることを提案しました。子供たちはやる気満々で、揃いの法被を着てばちを鳴らしたりし、活動に取り組みました。子供たちが振り付けを考える部分では、「手を高く上げた方が素敵だね」「みんなでばちを鳴らしながら回ろう」など、動きを決めていきました。当日は、大勢の保護者が見守る中、格好よく踊ることができました。子供たちは満面の笑顔で、達成感や満足感を味わっていました。

7月に体験した「和太鼓に親しむ会」がきっかけとなり、好きな遊びでの「ゆり組和太鼓に親しむ会」、そして10月の運動会でのリズム表現につながりました。コロナ禍で直接体験が減少している中で、これからも子供たちが心を動かされた瞬間を逃さず、質の高い教育活動に活かしていきたいと考えており