教育研究グループ支援(研究成果報告)
教育研究グループ
研究テーマ
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外国語に慣れ親しみ、すすんでコミュニケーションを図ろうとする児童の育成
~授業スタイルの確立と単元計画の作成を通して~
研究期間:平成30年4月1日から令和2年3月1
研究結果の概要
1 研究仮説
外国語活動、外国語科で授業のスタイルを確立したり、実態に合った単元計画を作成したりして、学校全体で学び方を共通理解することで、より段階的に外国語に慣れ親しむことができ、外国語でのコミュニケーションに自信をもち、コミュニケーションを図るために思考する子供の姿が増えるであろう。
2 研究の内容
(1)外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方に基づいた発達段階に応じた指導内容の共通理解
(2)環境整備
- ICT機器やワークシートの工夫などを通して、可視化、焦点化を図ること
- 校内環境の整備(教室掲示や廊下、階段、ワールドルームなど)
(3)児童の実態と教員の意識調査、授業における課題の集約
- 年度初めの児童(3年~6年)への意識調査及び学年末の意識調査の集計とその分析
- アドバイザーによる授業参観と課題の整理(教員の英語力の向上)
(4)授業スタイルの確立
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年・コミュニケーション(反応する活動)に重点を置くこと(2往復以上の会話を目安)
(Good! Nice! Fantastic! Amazing! I see. Me, too. Oh, can you. How about you?) - コミュニケーション(反応する活動)に使う基本的な表現方法の系統的な指導
- シチュエーションに合った場面でたくさん聞かせる。
- 音を大切に扱う(聞く甲斐のある内容にする。整った文法のフルセンテンス。英語らしい強弱。)→We can!の活用
(5)授業スタイルと評価方法の一体化
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今までできなかったことができるようになったかに注目させる評価の工夫
⇒Can do リストを取り入れた評価カードの検討
3 研究の方法
年間7回(1年~6年、特別支援学級)の研究授業を通して成果と課題を共有。
4 研究の成果と課題
児童及び教員の意識調査、振り返りカードを基に成果と課題を分析(詳細は別紙)
その他特記事項
研究発表 令和2年1月24日(金)