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診断支援ソフトウェア開発・臨床応用に関する後向き研究(多施設共同研究)詳しく見る
研究に関するお知らせ ー脳ドックでMRI検査を受けられた受診者の皆様へー
2020年6月15日
当院は、画像診断のさらなる発展のために、東京大学医学部附属病院を主任研究施設とする以下の多施設共同研究に参加しております。この研究は東京大学医学部倫理委員会での審査・承認後に関連する研究倫理指針に従って実施されます。
研究課題
診断支援ソフトウェア開発・臨床応用に関する後向き研究(多施設共同研究)
(東京大学医学部倫理委員会審査番号:2019274NI)
研究機関名及び当院の研究責任者氏名
この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示すとおりです。
研究機関 | 公益社団法人東京都教職員互助会 三楽病院 |
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研究責任者 | 渡辺慎(放射線科・部長) |
担当業務 | 診断支援ソフトウェアの性能評価 |
主任研究施設名及び研究責任者氏名
研究機関 | 東京大学医学部附属病院 |
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研究責任者 | 吉川健啓(コンピュータ画像診断学/予防医学講座・特任准教授) |
担当業務 | 診断支援ソフトウェアの開発、データ解析 |
研究期間
2020年3月9日~2024年3月31日
対象となる方
2016年7月1日以降に当院の脳ドックでMRI検査を受けられた方
研究の意義
CTやMRIをはじめとする各種画像診断装置の高速化・高機能化により画像データが飛躍的に増加し、画像診断における医師の負担が増大しています。このような背景から、東京大学医学部附属病院では人工知能(AI)技術を使用した診断支援ソフトウェアの研究・開発を進めています。
開発した診断支援ソフトウェアの実用性および精度の向上を図るためには、撮像装置や撮像方法の異なる画像データを用いた開発、評価、および性能改善を継続的に行う必要があります。
研究目的
東京大学医学部附属病院で開発された頭部MRA画像の脳動脈瘤検出ソフトウェアを当院にて評価を行うとともに、得られた知見を基に改善を図ることを目的とします。
研究方法
この研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に則り、東京大学医学部倫理委員会の承認を受けて実施されます。 これまでに行われている画像検査のデータや所見などのデータを収集して行う研究ですので、特に受診者の皆様に新たにご負担いただくことはありません。
CADソフトウェアの改善、ならびに研究成果の発表のために、下記方法で個人情報を削除した画像データ等を東京大学医学部附属病院へ提供いたします。提供する際にはDVD-ROM等の記録媒体に記録し、宅配便等により送付いたします。送付したデータはこの研究の全体責任者である吉川健啓のもと厳重に管理され、研究終了時に破棄されます。
個人情報の保護
この研究に関わって収集される試料や情報・データ等は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。
あなたの画像検査のデータ等は、使用する前に氏名等の個人情報を削り、代わりに新しく符号をつけ、どなたのものか分からないようにした上で、院内の関係者のみアクセスできるワークステーション上にて厳重に保管します。ただし、必要な場合には、当院においてこの符号を元の氏名などに戻す操作を行います。
あなたの画像データ等は、必要に応じて東京大学医学部附属病院に送られ解析・保存されますが、送付前に上記手順によりどなたのものか分からないようにされていることを確認いたします。送付したデータはこの研究の全体責任者である吉川健啓のもと厳重に管理され、研究終了時に破棄されます。
この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は下記の連絡先まで2023年12月31日までにご連絡ください。ご連絡を頂かなかった場合、ご了承いただいたものとさせて頂きます。
研究結果の公表
研究結果は、個人が特定できない形で学会等において発表されます。この研究で収集したデータは厳重な管理の下、研究終了後5年間保存されます。なお、この研究に対する説明を希望される方は下記までご連絡ください。
その他
この研究に関して開示すべき利益相反関係はありません。
問い合わせ先
(当院研究責任者)
渡辺慎(放射線科・部長)
住所: 東京都千代田区神田駿河台2-5
Tel: 03-3292-3981(代表)
(多施設共同研究全体の問い合わせ先)
野村行弘(東京大学医学部附属病院コンピュータ画像診断学/予防医学講座・特任講師)
住所: 東京都文京区本郷7-3-1
Tel: 03-5800-8666(放射線科医局)
Eメールでのお問い合わせ: nomuray-tky@umin.ac.jp(@を半角に直してください)