部門
人間ドックDock
大腸ドックコース
大腸の内側を
直接観察する検査です。
大腸ドックのご案内
大腸内視鏡検査は、内視鏡を肛門から挿入して大腸の状態を観察する検査です。近年、増加の一途にある大腸がんや大腸ポリープを中心とした大腸疾患を直接モニターで見ながら的確に診断し、必要に応じて初期の病変であれば内視鏡治療を行います。
コース内容
種別 | 検査項目 |
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内科診察 | 血液検査やX線検査では診断しにくい体の病気があります。見ることで異常がないかを判断する視診、触れて異常なものを見つける触診、聴診器を当てて異常音が聞こえないかを調べる聴診などがあります。 |
身体計測 | 身長、体重、体格指数BMI(body mass index)などを計測します。BMIの値で太っているかやせているかがわかります。腹囲計測も行います。 |
血圧 | 血圧は通常、上腕で測定します。心臓が最大に収縮して血液が動脈に押し出された時に血管壁にかかる圧力を収縮期血圧といいます。一方、心臓が拡張して、血管壁に戻ってきた血液を貯めこんでいる時に血管壁にかかる圧力を拡張期血圧といいます。 |
心電図検査 | 心臓の筋肉に流れる電流を体表面から記録する検査です。電流の流れ具合に異常がないかがわかります。また1分間に電気が発生する回数である心拍数も測定します。 |
眼底・眼圧検査 | 眼圧の異常、眼底の網膜の血管の状態を調べます。眼球の中は房水という液体によって圧力が保たれており、これを眼圧といいます。眼底検査は、目の奥の状態を調べる検査です。通常眼底写真にて検査します。 |
肺機能検査 | 大きく息を吸ったり吐いたりして、肺の機能を評価する検査です。正確に調べるために、精一杯吸ったり吐いたりしてください。 |
聴力検査 | 防音ボックスで、ヘッドフォンをつけた状態で1000Hzと4000Hzの音が小さくても聞こえるかを調べます。 音が聞こえている間、手元のボタンを押していただきます。 |
視力検査 | 視力計をのぞき込んで、視力を測ります。 5メートルの検査距離で測定します。 |
尿一般検査 | 主に、尿蛋白、尿糖、尿潜血、比重、PH、ウロビリノーゲンについて調べます。 |
血液一般検査(9項目) | 赤血球(RBC)、血色素(Hb)(ヘモグロビン)、ヘマトクリット(Ht)、MCV、MCH、MCHC、白血球(WBC)、血小板(PLT)、白血球分類の検査をします。 |
血液生化学的検査(25項目) | 血液検査で、肝臓の異常、腎臓の異常、高脂血症、糖尿病などの病気を検査します。 |
(検査項目) 総蛋白、アルブミン、A/G比、総ビリルビン、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP)、ALP、コリンエステラーゼ、LDH、血清アミラーゼ、尿酸、総コレステロール、HDL-コレステロール、中性脂肪、LDL-コレステロール、non-HDLコレステロール、血糖(空腹時)、HbA1c、尿素窒素、クレアチニン、eGFR、ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム |
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血清学的検査(3項目) | CRP、HBs抗原、HCV抗体の検査をします。 |
X線検査(胸部) | 胸部エックス線の検査をします。肺炎、肺結核、肺がん、肺気腫、胸水、気胸など呼吸器の疾患の有無、その程度がわかります。 |
腹部超音波検査 | 超音波で肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓・腹部大動脈の病変の有無を調べます。腹部皮膚表面部分に超音波を発信する装置をあてます。内臓からの反射波をその装置が受け取り、電気信号にかえてモニターに写します。きれいな画像が得られるように、装置をあてる部分にはゼリーを塗ります。体型や腹腔内のガス・脂肪の影響で画像が描出できない場合もあります。 |
大腸内視鏡検査 | 大腸内視鏡検査は、内視鏡を肛門から挿入して大腸の状態を観察する検査です。前日に検査食を摂っていただき、当日は上記の諸検査が終了した後に、腸管洗浄剤を2リットル飲んでいただきます。検査に要する時間は30分程度です。治療や処置を行わず観察のみで終了した場合は、そのまま帰宅し夕食からお食事を召し上がっていただくことができます。 |
料金・実施日
一般価格 | 49,500円(税込) |
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実施日 | 月・火・水・金曜日に実施しております。(祝日・年末年始を除く) |
ご持参いただくもの
- 人間ドックのご案内兼受付票
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質問票3枚(婦人科の検診がある方は「乳がん・子宮がん検診のための問診票」を含め4枚になります。)
あらかじめ質問票はご記入の上、ご提出ください。- ご記入には鉛筆をご使用ください。数字、チェックのご記入方法は記入例を参考にしてください。
- 機械にて読取りますので、折り曲げないでください。
- 内視鏡検査を予約された方へ(緑色の用紙)※表裏両面にご記入ください。
- 大腸内視鏡前にチェックしていただく薬剤(緑色の用紙)※ご記入ください。
- 採尿容器(あらかじめ、採便・採尿して当日ご持参ください。)
- 採便容器・採尿容器(あらかじめ、採便・採尿して当日ご持参ください。便は1日分しか採れなかった場合でも検査は可能です。)
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受診券または利用券(組合等から補助を受ける方)
当院からの送付物ではなく勤務先・組合等が発行したものです。
補助の出る方は忘れずにお手続きを行ってください。
※お忘れになりますと補助が受けられなくなり、全額自己負担となりますのでご注意ください。 - 健康保険証(マイナンバーカードでないもの)
- 前回の人間ドック結果報告書等(お持ちの方のみ)
- 特別会員証・賛助会員証(東京都教職員互助会「特別会員・賛助会員」の方のみ)
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その他
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コンタクトレンズを使用されている方は、眼底 眼圧検査時にはずしていただくため、コンタクトレンズケース及び専用液、眼鏡等をお持ちください。
また、使い捨てレンズの方は交換用のレンズをお持ちください。 - 受診時は検査着に着替えていただきます。お荷物はロッカーを使用できますが、貴重品はなるべくお持ちにならないでください。
- 薄手の無地のTシャツ、キャミソール、ブラトップは着用可能です。但し「ボタンがついているもの」「金属やプラスチック等のアジャスターのあるキャミソールやブラトップ」「ブラトップのゴムがきついもの」は検査に影響を与えるため着用できません。
- ソックスの着用は可能ですので、必要な方はご持参ください。
- スリッパは当院で用意しておりますが、お持ちいただいても結構です。
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コンタクトレンズを使用されている方は、眼底 眼圧検査時にはずしていただくため、コンタクトレンズケース及び専用液、眼鏡等をお持ちください。
検査を受ける方への注意事項
抗血栓薬・抗凝固薬(血液をさらさらにして固まりにくくする薬)等を服用されている方は、お薬を処方している医師に「大腸の内視鏡検査を受ける予定である旨」を相談し、必ず薬の服用方法についてご確認ください。自己の判断で服用を中止することは絶対にしないでください。内科診察時に検査に影響する薬(抗血栓薬・抗凝固薬等)の服用が判明した場合は、出血が止まらない危険性があるため、組織採取検査やポリープ切除等の処置は行わず、観察のみとなる可能性があります。ポリープ切除に必要な抗血栓薬・抗凝固薬の中止日数については、「大腸内視鏡前にチェックしていただく薬剤」(緑の用紙)をご参照ください。
ご予約・お問い合わせ
人間ドックはすべて予約制です。
あらかじめお電話、FAX、又はネット、来院にてお申込みください。
オプション検査には受け入れ人数に限りがあるものがございます。
ご予約以外のお問い合わせ
kenshin_toiawase@sanraku.or.jp
お名前・生年月日・お電話番号を必ずご記入ください。
こちらでご予約のお申し込みはできませんのでご了承ください。