診療科
放射線科Radiology
診療概要
お知らせ
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診療体制
当科の常勤放射線科医は2名、放射線技師は16名(女性7名)です。このほかに非常勤の医師、技師も働いています。看護師は8名、看護助手2名、事務員2名で内視鏡科も兼ねています。CT・MRIでは常に放射線科医が、画像を確認しており、小さな異常所見も見逃さないようにつとめています。造影剤使用時の副作用や他の部署で患者さまが気分不快となられたときでも、すぐに適切な対応ができます。
概要
当院の放射線機器にはCT・MRI・血管撮影・CR・DRなどがあります。いずれもデジタル化されており、最新の画像診断が可能です。CTはマルチスライス(80列)で薄い断面で高分解能の画像が得られ、3次元再構成により腫瘍性病変や血管性病変を立体的に観察することもできます。体のサイズや形状に応じてⅩ線量を最小限に抑えて被曝の低減を図っています。MRI(1.5テスラ、3テスラ)は短時間で高精細な画像がえられ、騒音も少なくなっています。脳をはじめ全身の血管を描出するMRAや胆道系・MRCPなどでは3次元処理が行われています。また拡散強調画像は脳梗塞や腫瘍性病変の検出などに有効です。
このように放射線科医、放射線技師が協力し、患者様お一人お一人の症状や病状に合わせた適切なシークエンスをカスタマイズして撮影しています。
これらの画像はサーバーに保存されるためモニター上で過去の画像や他の検査との対比が容易となり、画像処理を加えることにより正確な診断が可能となります。また、ハードコピーでの画像表示もあわせて行っており依頼医師が簡単に画像を確認することもできます。画像診断の報告書は、すべて日本医学放射線学会の専門医が直接作成するか、チェックをいれており、クオリティーの向上に努めています。
これらの一般業務のほかに人間ドック(胸部Ⅹ線検査、上部消化管造影、MRI、肺CT、骨密度など)や健診の検査を行っています。
治療方針
当院放射線科は専門的に画像診断担当を行っており、核医学・放射線治療は行っていません。
得意分野
画像診断一般が専門で、特にCTscanやMRIに力を入れています。
主な対象疾患
放射線科は、診療各科や院外からの依頼により各種画像診断を行い、病気の発見や診断を行うことにより各科の診療を裏からサポートする重要な役割を果たしています。
対象は頭部から頚部・体幹・四肢に至るほとんどすべての疾患となります。
医師紹介
稲野 祥子いなの さちこ
放射線科科長
卒年
平成24年東京大学大学院卒
専門
画像診断一般
資格
日本医学放射線学会放射線診断専門医・研修指導者
検診マンモグラフィ読影認定医
並木 洋子なみき ようこ
放射線科医長
卒年
平成31年東京大学大学院卒
専門
画像診断一般
資格
日本医学放射線学会放射線診断専門医・研修指導者
検診マンモグラフィ読影認定医
肺がんCT検診認定医師
治療手技・手術
放射線医学は大きく画像診断部門と放射線治療部門に分かれています。
当科では専門的に画像診断を行っており、放射線治療は行っていません。
近年の画像機器の進歩は目覚しいものがあり、微細な病変の描出、評価が以前にもまして求められるようになっています。我々放射線科医、放射線技師は技術や知識を駆使し、最良な画像情報を得るべく日夜努力しています。
受診・紹介案内
当科で検査をご希望の患者様
放射線科以外の診療各科を受診ください。かかりつけ医を受診の上、診療情報提供書とともに受診することも可能です。
医療関係者の方
当科では院外の患者様の検査も受け入れております。ご予約の際は当院地域医療連携室(TEL:03-3292-3981・内線:5124 / FAX:03-3518-2158)へご連絡ください。患者様を診療情報提供書とともにご紹介いただき、この際、造影剤などの適否、腎機能などをお知らせ頂ければ幸いです。結果については、検査終了後1時間程度で画像データと報告書を作成し、通常は患者様から貴院にお渡しする形になっております。
予約
(祝日・年末年始除く)