公益社団法人東京都教職員互助会 三楽病院

乳がん

当科における乳癌診療の最大の特徴は5mm以下の極小乳腺腫瘤に対しても吸引細胞診により正確に診断して治療しているケースが多いことです。5mm以下の腫瘤は画像上乳癌の特徴が出にくいのですが、悪性が疑われる腫瘤や経過観察中に新たに出現した腫瘤は積極的にエコーガイドに吸引細胞診を行い、悪性所見が出れば乳房部分切除術を行います。早期に診断治療すれば乳癌は恐ろしい病気ではありません。

もう一つの特徴は初診から診断治療までの流れがスムースで初診から手術までの期間が2週間程度と極めて短いことです。乳癌の診断がついても手術までの期間が長ければその間に癌は進行してしまいます。初診から診断、診断から手術までの期間が短いことが再発リスクを軽減するために重要なのです。

日本は検診の受診率が今なお低く、しこりを触れてから外来を受診するケースが数多く見られます。しこりを触れるということは一般的には病変の発生からすでに時間が経過しているということです。そうなる前に検診やドックを利用していただき、異常を指摘された場合はすみやかに当科を受診してください。触診でわかるようになる前に乳癌を診断して治療することで多くの乳癌を完全に治すことができるのです。

手術症例のエコー像:このように1cm以下の小さながんも診断が可能です。

手術症例のエコー像

このページのトップへ

  • 医療は患者と医療側、相互の信頼がないと成り立ちません。医療側は患者に最大限の診療情報を提供し、患者はその情報を基に理解し、同意し、選択することで治療に参加することが必要です。そのためには医療側の情報の共有と意思の疎通が不可欠です。これらが適切に保たれていることこそ医療本来の姿であると考え、当院もそれを追求しています。 「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」は孟子の詞です。それぞれが重要ですが、その中でも人の和が特に大切であります。 程よい緊張感を保ち、情報の共有と人の和を高めながら良質な医療を目指して共に働く医師、医療従事者を心より歓迎したいと思います。是非、三楽病院へおいでください。

  • 三楽病院は1933年、東京都の教職員とその家族を対象として設立されました。1988年からは一般の患者様にも開放している 総合病院 です。