公益社団法人東京都教職員互助会 三楽病院

痔核

痔核は直腸肛門部の血管の病気です。排便時の出血や肛門部の違和感などの症状を呈します。多くの場合は生活習慣の改善や薬剤での保存的治療で軽快しますが、時に、手術による治療が望ましい場合もあります。手術治療には、結紮切除術(痔核を摘出する方法)や4段階注射法による硬化療法(痔核内に薬剤を注射する方法)などがあります。

4段階注射法による硬化療法は、全ての痔核の治療には適応していませんが、出血しやすい内痔核などに適しています。局所麻酔下に実施することも可能で、心臓病の治療などのために抗凝固剤を内服している方に対しても実施できることが多いという長所があります。三楽病院では安全に治療を受けていただくため、日帰り手術は行わず、1~3泊入院をお勧めしています。なお、4段階注射法による硬化療法は認定を受けた医師のみ(当院では根東医師)が実施できます。

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痔瘻(じろう)

肛門周囲膿瘍の病態の一つに、肛門管内の小孔から細菌が深部に入り込んで直腸や肛門部に膿が貯まる場合があります。膿が深部へ入り込んだ部分が管状に残ったものを痔瘻といいます。痔瘻の自然治癒は稀で、肛門周囲膿瘍の再発を繰り返したり、痔瘻が長期間に存在すると癌が発生する危険性が高まったりするので、原則的には手術治療の適応です。

痔瘻は肛門括約筋を貫通していることが多く、手術治療内容によっては肛門機能を損ねることがあります。三楽病院では、痔瘻の型に応じて、根治性と機能温存を十分に考慮した手術を心掛けています。

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  • 医療は患者と医療側、相互の信頼がないと成り立ちません。医療側は患者に最大限の診療情報を提供し、患者はその情報を基に理解し、同意し、選択することで治療に参加することが必要です。そのためには医療側の情報の共有と意思の疎通が不可欠です。これらが適切に保たれていることこそ医療本来の姿であると考え、当院もそれを追求しています。 「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」は孟子の詞です。それぞれが重要ですが、その中でも人の和が特に大切であります。 程よい緊張感を保ち、情報の共有と人の和を高めながら良質な医療を目指して共に働く医師、医療従事者を心より歓迎したいと思います。是非、三楽病院へおいでください。

  • 三楽病院は1933年、東京都の教職員とその家族を対象として設立されました。1988年からは一般の患者様にも開放している 総合病院 です。