診療科
眼科Ophthalmology
診療概要
お知らせ
外来診療担当表
眼科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
午前 | |||||||
午後 |
|
予約
レーザー 外来処置 予約検査 |
中村(か)
予約
眼鏡外来(3週) 色覚外来 |
予約
レーザー 外来処置 予約検査 |
|
この外来担当医表は人事異動等により担当医が交替することがあります。また手術や検査の都合で臨時に
変更となることがありますのでご了承ください。予約のない方は医師の指定ができませんのでご了承ください。
診療体制
眼科外来の治療スタッフは、常勤医師2名、非常勤医師2名、視能訓練士2名、看護師3名の構成です。少ない人員ではありますが、それぞれの専門分野を生かし、東京大学・日本大学など関係の深い大学病院と連携しながら、質の高い治療を目指しています。
一方でかつての職域病院の伝統である、じっくりお話を聞いてていねいに説明するという診療を、患者さんの数が倍増した現在でも常に心がけています。
概要

眼科の分野では、この十数年の進歩には目を見張るものがあります。ここでは頻度の高い2、3の疾患について御説明します。白内障は、小さな切開創から超音波で水晶体を砕いて吸い取り、眼内レンズを入れるという手術法が普及しました。これによって手術時間、入院期間が短縮され、手術後には乱視の少ない、快適な視力が得られるようになりました。
緑内障は病気の概念そのものが変化しました。これまでは眼圧の高い状態を緑内障と診断してきましたが、現在では、視神経・視野の状態を含めて総合的に判断されるようになりました。最近の報告では、40才以上の罹患率は5~7%にものぼり、早期診断・早期治療の重要性が強調されています。新しい点眼薬も多数開発されて、緑内障治療は大きく進歩しました。
糖尿病の合併症の中でも、糖尿病網膜症は非常に重大な病気です。近年では光凝固・硝子体手術などかなり有効な治療法が確立してきましたが、相変わらず成人の失明原因の最上位を占めています。この病気も早期治療が重要です。内科で糖尿病と診断されたら、定期的に眼底検査を受け、光凝固治療の時期を逸しないことが肝要なのです。
この例でもわかるように、内科や外科など各診療科の緊密な連携は現在の医療に不可欠です。大学病院などと違って、当院では各科の医師の専門分野や性格までお互いに熟知しており、複数の科が協同して治療に当たることが日常的に行われています。
治療方針
眼という極めて小さく精密な器官を扱う診療科であるため、常に慎重・丁寧に診療を行うように心がけております。 また、外界からの情報の80%以上は眼を通じて得られると言われ、視覚の重要性を肝に銘じ、患者様の視点で診療に当たっております。さらに全身疾患の一部として目の病気が生じることもあります。これらの病気に関しては内科、耳鼻咽喉科や皮膚科などとも連携して治療にあたっています。
得意分野
- 白内障・緑内障・糖尿病網膜症は患者さんの数も多く、信頼関係のもとに長期にわたる管理を行っています。
- 当科の色覚外来は先天性・後天性の色覚異常の診療をおこなう、全国でも数ヵ所しかない施設のひとつです。
- 色覚異常や網膜変性疾患は現状では治療できません。したがって診療は診断とカウンセリングが主体になります。このような診療を常におこなっていますから、当科では治療可能な一般の疾患でも、病気を治すだけではなく、日常的に患者さんに対する精神的ケアができている、と自負しています。
主な対象疾患
- 屈折異常
- 弱視
- 斜視
- 眼球運動障害
- 色覚異常
- 心因性視覚障害
- VDT症候群
- ドライアイ
- 角結膜疾患
- 白内障
- 緑内障
- ぶどう膜炎
- 網膜血管閉塞症
- 糖尿病網膜症
- 網膜裂孔
- 網膜色素変性
- 視神経炎・視神経症
医師紹介

中村 真一なかむら しんいち
眼科部長
専門
眼科レーザー手術
眼科一般
資格
日本眼科学会眼科専門医

大塚 朋子おおつか ともこ
眼科科長
専門
眼科一般
資格
日本眼科学会眼科専門医
受診・紹介案内
- 月曜日から金曜日の午前は原則として常勤医2人が外来を担当していますので、予約なしにご紹介いただいて結構です。
- 色覚外来は非常勤医2名(中村かおる・東京女子医大非常勤講師、岡島修・八重州大島眼科院長)が担当しています。完全予約制ですので(毎週木曜日午後・中村医師、第4土曜日午前・岡島医師)、受診される方は眼科外来までお電話いただき、必ずご予約ください。
- 当科では、白内障手術は数多く手がけておりますが、網膜硝子体や角膜移植など他の手術は、他院に紹介をしています。適切な時期に、かつ疾患ごとに、最も信頼できる医師を選んで紹介できますから、非常に専門化された現在の医療事情では、患者さんにとって大きなメリットであると考えております。また、セカンドオピニオンにも積極的に対応させていただきます。
- 患者さまの社会的条件も考慮に入れて、最善の治療方針を患者さまと相談しながら探していきます。但し、この際には緑内障における視野など、これまでの検査データをお持ちいただけると、スムーズにお話ができます。
予約
(祝日・年末年始除く)