公益社団法人東京都教職員互助会 三楽病院

産婦人科
ドクターインタビュー
三楽病院で良かったという患者さんの笑顔が私たちの支えです。産婦人科部長 中林 稔

良いお産のために全スタッフが全力を尽くします

この10年ほどの間に出産件数は、全国的に約1割減っています。一人の女性が経験する出産の数が減っているからこそ、良いお産をしていただきたいと思います。出産にしても病気の治療にしても、三楽病院で良かったと思っていただくために、医師はもちろん、看護師や助産師などのスタッフは、全力を尽くします。看護師や助産師のサービスも徹底しているので、当院で出産されたたくさんの方に満足をいただいています。当院には歴史があるので親子代々、ここで出産されたり、2人目3人目も当院で出産されたりする方がたくさんいらっしゃいます。経産婦さんに選ばれるということは当院を評価していただき、信頼をいただいた証しなので非常に嬉しく感じています。子宮筋腫や卵巣嚢腫(のうしゅ)の患者さんも増えていますが、当院で手術を受けた後に妊娠・出産した方が当院を選んだ理由として安心感を挙げてくださっています。

安全な出産を第一に万全の体制を整えています

出産は、母子とも命がけで行われます。妊婦さんが100人いたら、95人は正常に分娩できますが、残りの5人は命の危険にさらされることもあります。そのリスクを減らすのが病院であり、私たち産婦人科医の使命です。当院は一人でも多く安全な出産をしていただくための体制を整えています。麻酔科もありますので、緊急に手術が必要になった場合にも対応が可能です。小児科などさまざまな診療科と連携しながら大切な命を救うための安全管理を徹底しています。万一、生まれてきた赤ちゃんが新生児集中治療室(NICU)で管理しなければならなくなっても、当院と最も深く連携している東京大学病院への転院・搬送を速やかに行っておりますので、安心して出産していただけます。

良いお産のために3つの条件を整えています

私が考える良いお産の条件は3つあります。1つ目は安全で母子ともに元気であることです。2つ目は、強い不安を抱えた妊婦さんが分娩台に乗ったとき、助産師や医師から声掛けをすることで妊婦さんの不安を少しでも取り除くことができるかということです。3つ目は分娩した後のアフターケアで、赤ちゃんのお世話の仕方などをしっかりお伝えすることです。この3つがそろえば、患者さんが安心して出産できたと感じていただけると思います。母子ともに安全であることが第一ですので、そのためには、患者さんに多少恨まれることがあっても、時として強く言わせていただくこともあります。それはお母さんと赤ちゃんの大切な命を守る医師として当然のことだからです。私たちができる限りのサポートをして、その結果、ここで産んで良かったと感じていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

私は産声と叫び声を子守歌にして育ちました

私の両親は二人とも産婦人科医でした。実家は祖父の代から産婦人科医として開業しており、自宅は病院の上にありました。そのような環境だったので、私は生まれた時から赤ちゃんの産声とお母さんの叫び声を聞きながら育ってきました。医師を志してからは産婦人科以外の診療科も考えましたが、学生の時に実習で回ってみて、やはり自分には産婦人科が合っていると思いました。産婦人科医は結構ハードワークですが、後悔したことは一度もありません。産婦人科医になって20年近くになり、これまでに数千人の赤ちゃんを取り上げてきましたが、出産に立ち会うたびに感動とやりがいを感じています。

ネット社会の中で常に正しい情報を発信しています

インターネットは患者さんに情報を伝えるという点でとても有効なツールだと思います。しかし、時々、科学的な根拠に乏しく、誤解を受けるようなものが見受けられ、インターネットの弊害を感じることもあります。患者さんは誤った情報を信じてしまうケースもありますので、病院が正しい情報をきちんと発信していく必要性を感じています。当院では患者さん向けにパンフレットなどもご用意し、必要に応じてお渡ししていますが、HPなどでも分かりやすく発信するなど、時代のニーズに合わせてよい良い医療を提供する努力を惜しまずに重ねていきたいと思っています。
医学が進歩することのより、治療法も増え、選択肢も増えています。ですから患者さんが選ぶために必要となる正確な情報をわれわれがお伝えし、それを基に患者さんに治療法を選んでいただくようにしています。それぞれの治療法のメリットやデメリットを伝え、私たちからお勧めしたい治療法ははっきり申し上げています。とはいえ強制ではありませんので、患者さんやご家族とよく話し合った上で最終的に治療方法を決めていきます。そういう意味では患者さんとのコミュニケーションや信頼関係がとても重量になります。患者さんの不安や緊張感を減らすためにも、日頃からのコミュニケーションを心掛け、お話する際は専門用語はなるべく使わないように分かりやすい言葉で丁寧に説明するようにしています。

これからも最善の医療を提供するために学び続けます

当院が誇る技量と経験を最大限に生かして、これからも患者さんの安全を第一にする最善の医療を提供したいと思います。そのためには自己研鑽が必要ですので、最新の医療を学ぶことを怠らずに続けていきます。これらを実践した上で、患者さんの親身になって診療をしていくことを目指します。当院にいらしていただければ、最善の医療をご提供しますので、どうぞ安心してお越しください。

産婦人科部長
中林 稔
卒業
日本医科大学
資格
  • 日本産科婦人科学会専門医・指導医
  • 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
役職
  • 東京産婦人科医会理事
  • 日本産科婦人科内視鏡学会評議員
  • 日本産科婦人科内視鏡学会技術審査委員
  • 日本産科婦人科内視鏡学会教育委員
経歴
東京大学医学部附属病院助教、三井記念病院医長、
虎の門病院医長、愛育病院医長を経て現職
関連サイト
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  • 医療は患者と医療側、相互の信頼がないと成り立ちません。医療側は患者に最大限の診療情報を提供し、患者はその情報を基に理解し、同意し、選択することで治療に参加することが必要です。そのためには医療側の情報の共有と意思の疎通が不可欠です。これらが適切に保たれていることこそ医療本来の姿であると考え、当院もそれを追求しています。 「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」は孟子の詞です。それぞれが重要ですが、その中でも人の和が特に大切であります。 程よい緊張感を保ち、情報の共有と人の和を高めながら良質な医療を目指して共に働く医師、医療従事者を心より歓迎したいと思います。是非、三楽病院へおいでください。

  • 三楽病院は1933年、東京都の教職員とその家族を対象として設立されました。1988年からは一般の患者様にも開放している 総合病院 です。